コンビニでバイトしようと思っている人「コンビニでバイトしようと思っているけれど、クレームが怖くてなかなか応募に踏み切れない。。実際どんなクレームがくるのか働いている人の意見が聞きたいな」
こういった悩みに答えていきます。
本記事の内容
- コンビニバイトでよくあるクレーム7選【レジの順番抜かしが特に多い】
- コンビニバイトのクレーム対処法【順番通りにやればOK】
- ガチのクレーマーは滅多にこないのでそこまで心配しなくて大丈夫
この記事を書いている僕はコンビニバイト歴9年です。
これまで様々なクレームに対応してきたので、クレームに関してはそれなりに詳しいと思います。
クレームが怖くてコンビニバイトに踏み切れない人も多いでしょう。
結論から言うと、クレームの数はそれほど多くないですが、一定数あるのは間違いありません。
しかし、TVに出てくるようなひどいクレーマーはほとんどこないので安心してください。
この記事では、コンビニバイトでよくあるクレーム、クレームの対処法などを徹底解説しています。
これからコンビニバイトを始めようと思っている人に役立つ内容となっているので、どうぞ参考にしてください。
コンビニバイトでよくあるクレーム7選【レジの順番抜かしが特に多い】
コンビニバイトでよくあるクレーム7選は以下の通りです。
- レジの順番抜かし
- 接客態度が悪い
- フライヤーや箸などの入れ忘れ
- レジのスピードが遅い
- お金の受け渡しミス
- レジが混んでいるのに応援が来ない
- 声が小さい
他にも色々なクレームはありますが、僕が9年間コンビニでバイトしてきてよくあるものを厳選しました。
それでは、順番に解説していきます。
レジの順番抜かし
個人的にはレジの順番抜かしが一番多いクレームだと思います。
レジをやっているとたまに列に割って入ってくる人がいるので、それに気づかず対応していると後でクレームに繋がります。
もちろんそうならないように気をつけてはいますが、行列ができたりするとお客さんの動きを把握するのが難しくなります。
特にレジが複数台あると、空いているレジにすっと横入りしてくる人がいるので注意です。
クレームを避けるためには、できる限り後ろの状況を確認して対応する必要があります。
接客態度が悪い
当たり前ですが、接客態度が悪いとクレームにつながります。
「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」を言わない、明らかに面倒くさそうな対応などをすれば相手も気分が悪くなります。
あまりにひどいと、お客さんが二度と来店しなくなったり、中にはクレームの電話が入る場合もあります。
実際に僕が働いていた店舗でも、接客態度の悪さ(僕ではないです)からクレームの電話が来たことがあります。
相手はヤンキーっぽい感じの人でしたので、「責任者出せ!」とキレ気味でした。
どちらにしろ、お互いにいい結果にはならないので接客態度には気をつけましょう。
めちゃくちゃ丁寧な対応でなくてもいいですが、普通くらいの接客はできるように心がけるとトラブルは起きにくいですからね。
フライヤーや箸などの入れ忘れ
これも結構多いクレームの1つです。
代金払ったのに商品が入っていなかったら、誰でも気分は悪くなります。
箸だって入っていないと弁当を食べれなくなるので、非常に困りますからね。
こういった事態を防ぐためには、注文を聞いたらすぐにフライヤーを準備する、弁当を温める前に箸を準備しておくなどをすればミスを大幅に減らせます。
それでも人間なのでたまに失敗してしまうことはありますが、その際は誠心誠意を込めて謝るようにしましょう。
ちなみに僕が働いている店舗では、そういう場合は代金と一緒にお茶をお詫びとしてお渡ししています。
店によって方針は違うので、それは店のルールに従いましょう。
レジのスピードが遅い
レジのスピードが遅すぎると、クレームを言われることがあります。
コンビニは基本的にスーパーに比べて、早く買い物を済ませたい人が多いので、当然スピードが求められます。
特に早朝とか通勤ラッシュの時間帯は、お客さんも急いでいるので早くやらないといけません。
入ったばかりで慣れないうちはレジが遅くてもしょうがないですが、少しづつでいいので早さをあげましょう。
レジは慣れさえすれば自然とスピーディーにこなせるようになるので大丈夫ですからね。
お金の受け渡しミス
お金の受け渡しミスもクレームにつながるので注意です。
お客さんはお金に関することはすごく敏感なので、ミスしてしまうとものすごく怒られますからね。
お金を受け取る際はしっかりと確認して、お釣りを渡すときもきちんと数えて渡しましょう。
特に1万円札には注意してください。
1万円札を1,000円、5,000円札と間違えるとすごい損失を与えてしまうかもしれませんからね。
以外に結構やりがちなミスなので気をつけましょう。
しかし、最近ではスマホ決済を利用する人が多いので、お金の受け渡しミスをする可能性も減ると思います。
スマホ決済はお客さんにバーコードをかざしてもらって、ピッとするだけなのでものすごく簡単です。
レジが混んでいるのに応援が来ない
レジが混んでいるのに応援が来ないとお客さんもイライラしてしまいます。
レジが混んできたら必ず応援を呼ぶようにしましょう。
逆に自分がレジを離れて作業している場合は、適度にレジの状況を見て呼ばれる前に動けば、一緒に入っている人からの評価も上がります。
コンビニのレジは混みやすいので、その辺は臨機応変に対応するといいです。
ただし、こちらが呼んでも全くレジに来ない従業員もいるので、そういう場合は店長やオーナーに報告して対処してもらいましょう。
声が小さい
声が小さいとお客さんから指摘されることもあります。
バカでかい声を出す必要はありませんが、ボソボソした声で喋ると相手もイライラします。
いちいち聞き返さないといけなくなると、コミュニケーションとらないといけない回数が増えるので面倒ですからね。
それを避けるためにも最低限、人に聞こえる程度の声は出しましょう。
声に自信がない人は、家で本を音読するなど練習しておくといいです。
コンビニバイトのクレーム対処法【順番通りにやればOK】
先ほどまではコンビニバイトでよくあるクレームを紹介してきました。
ここからは、クレームが起きてしまった際の対処法を話していきます。
以下の内容を順番通りに行えば、あらかたの問題は解決すると思います。
- まずはクレームの原因を聞く
- とりあえず謝る
- 収拾がつかなかったら店長やオーナーを呼ぶ
それでは、順番に解説していきます。
ステップ1、まずはクレームの原因を聞く
怒っているお客さんを前にすると怖いかもしれませんが、必ずクレームの原因を聞きましょう。
「どうかされましたか?」「何かございましたか?」とでも聞けば、相手も答えてくれると思います。
クレームが電話できて、折り返す必要がある場合は、
- 相手のお名前
- 電話番号
- クレームの原因
は必ずメモるようにしましょう。
焦ってしまう気持ちもわかりますが、とにかく冷静に対処するのが大事です。
ステップ2、とりあえず謝る
どういう風にクレームを解決するか話し合う前に、とりあえず謝りましょう。
相手の言い分を聞いて謝れば、よっぽどこちらに非がない限り相手も許してくれると思います。
謝る際には、
「申し訳ございませんでした。今後このようなことがないように気をつけます」
というように誠心誠意、謝るようにしましょう。
謝っても収拾がつかない場合、次の方法を試すといいです。
ステップ3、収拾がつかなかったら店長やオーナーを呼ぶ
どうしても収拾がつかなかったら、店長やオーナーを呼びましょう。
相手も上の立場の人が出てくれば少しは落ち着いてくれると思います。
自分のミスで店長やオーナーを呼ぶのは、申し訳ない気持ちが出てくるかもしれませんが、バイトにそこまで重い責任はありません。
後で怒られるかもしれませんが、そのまま放っておけば余計に状況は悪化するので素直に店長やオーナーを呼びましょう。
よほどこちらに落ち度がない限りはクビにはならないと思うので安心してください。
間違っても言い返してはいけない
例えこちらにほとんど非がない場合であっても、間違っても言い返すのはやめましょう。
相手は感情的になっているケースが多いので、言い返せば余計に問題が悪化して他のお客さんやお店にも迷惑がかかります。
仮にこちらが1悪くて、相手が9悪いとしてもお店側が悪いことになりますからね。
コンビニバイトは接客業である以上、ある程度のことは我慢しないといけないのが現実です。
もしどうしても言い返さないと気が済まないという人はコンビニバイトには向いてないのでやめておいた方がいいと思います。
まああまりにも理不尽なことを言われてムカッとしたら、同じシフトに入った人に相談して気持ちを落ち着けましょう。
ガチのクレーマーは滅多にこないのでそこまで心配しなくて大丈夫
ここまでコンビニバイトのクレームについて話してきましたが、ガチにやばいクレーマーは滅多にこないので安心してください。
それにクレームがきても誠心誠意謝れば解決する場合がほとんどなので大丈夫です。
僕も9年間コンビニでバイトしてきましたが、クレームが大事になったことはほとんどないですからね。
*あまり詳しくは話せませんが、究極的にやばかったクレームは1回だけです。
なので、これからコンビニバイトを始めようと思っている人は、そこまでビビらなくても大丈夫です。
ただし態度の悪いお客さんは割と多いので注意
ただし態度の悪いお客さんは割と多いので注意してください。
例えば、
- 電話しながらレジに来る
- やたら高圧的
- 切れ気味でレジに来る
- 店内でデカイ声を出す
- お金を投げるように出してくる
- レシートを渡すと文句をいってくる
- 両替を要求してくる
などと言った人は結構います。
残念ながらこればかりはお客さん自身の問題なので、どうすることもできません。
気分が悪くなるかもしれませんが、その辺は折り合いをつけてやっていくしかないです。
しかし、そういう人たちを見ていると自分がお客になった時そういうことをしてはいけないとわかるので社会勉強になります。
それにきちんとお礼を言ってくれる、素敵なお客さんもたくさんいますので、安心してください。
接客業を一度は経験しておくと、将来的にも役立つと思うので興味のある方はコンビニバイトに応募してみてはどうでしょうか。