コンビニバイトの休憩時間が知りたい人「私が勤めているコンビニは7時間以上働いているのに休憩時間が30分しかなく、さらに休憩中でもレジが混んでいたら働かされる。。これって違法じゃないの?」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- コンビニバイトの休憩時間を法律面から徹底解説
- コンビニバイトの休憩時間に手伝わされないためにとるべき行動
- ぶっちゃけ完璧に労働基準法を守っている店舗は少ないと思う
この記事を書いている僕は、コンビニバイト歴9年です。
バイトの休憩時間に関して悩んでいる方も多いと思います。
休憩を適切に取らせてもらえなければ、疲れてしまいますし、ただ働きさせられている可能性もあります。
この記事では、バイトの休憩時間に関する話を僕の実体験や法律面から徹底解説していきます。
この記事を参考にして、バイト中の休憩時間問題を解決してもらえれば幸いです。
コンビニバイトの休憩時間を法律面から徹底解説
厚生労働省のホームページによると以下の通りです。
労働基準法第34条で、労働時間が
6時間を超え、8時間以下の場合は少なくとも45分
8時間を超える場合は、少なくとも1時間
の休憩を与えなければならない、と定めています。
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/faq_kijyunhou_13.html
この文言から、
- 労働時間が6時間〜8時間以下ならば最低45分休憩
- 労働時間が8時間以上ならば最低1時間休憩
をとることが義務付けられています。
つまりこの時間よりも休憩時間が短かったり、全く休憩がない場合は違法となるわけです。
あなたの働いている店舗はこの労働条件をきちんと守っているか1度確認してみましょう。
もし守っていなかった場合、違法なのでそのお店は辞めた方がいいかもしれません。
僕の働いている店舗は、9時~17時出勤の場合は45分休憩、13時~22時出勤の場合は1時間休憩を取らせてもらっています。
休憩中に仕事を手伝わされるのは普通なの?
結論から言うと、違法です。
休憩時間は給料がもらえないので、仕事をやらせるのは間違っています。
ゆえに休憩中に仕事をする必要はありません。
もし休憩中も仕事をやらせてくるような店舗ならば、サッサと辞めた方がいいです。
とはいっても、中々辞められない人もいると思うので辞めなくてもできる対処法を以下に紹介します。
コンビニバイトの休憩時間に手伝わされないためにとるべき行動
コンビニバイトの休憩時間に手伝わされないためにとるべき行動を紹介します。
紹介する内容は以下の通りです。
- 休憩時間は車の中で過ごす
- イヤホン付けて寝たふりする
- 外出する
- 休憩時間を取らない範囲でバイトする【6時間以内】
順番に解説していきます。
休憩時間は車の中で過ごす
車を持っている人は車の中で過ごすといいです。
車の中にいれば、声をかけられることもありませんし、混雑していようが気にする必要もありません。
仮に何か言われたら、「車の中の方が落ち着くので車で休憩します」とでもいっておきましょう。
あの人は車の中で休憩する人だと思われれば何も気にならなくなるので大丈夫です。
イヤホン付けて寝たふりする
イヤホンを付けて寝たふりするのも有効な手です。
流石に寝ているのを起こしてまで手伝わせようとしてくる可能性は低いと思います。
イヤホンから音楽を流せば雑音も消せるのでリラックスした休憩時間を過ごせるメリットもあります。
外出する
少々めんどうくさいですが、外出するのも手です。
近くに喫茶店などがあれば、お金はかかりますがゆっくり休憩できますからね。
お金を使いたくないならば、図書館や公園で休めばいいと思います。
ただし、近所に休める場所がなければできないのがこの方法の難点です。
休憩時間を取らない範囲でバイトする【6時間以内】
休憩がいらない6時間以内でバイトすれば、休憩時間のことで悩む必要なくなります。
シフトのことに関しては、店長やオーナーに相談するしかないので、1度聞いてみるといいです。
当然のことながらシフトが減れば、給料も減るのでその辺は自己判断にお任せします。
ぶっちゃけ完璧に労働基準法を守っている店舗は少ないと思う
これはバイトに限った話じゃないですが、労働基準法を完璧に守っている店舗は少ないと思います。
残念ながら、ある程度は妥協して自分の納得する範囲で働くしかないです。
どうしても自分の我慢の限界を超えてしまう場合は、そのバイトを辞める以外に方法はないと個人的には思います。
職場環境を変えるのは非常に難しく、組織のトップが陣頭指揮をとって徹底的にやらないとほぼ無理ですからね。
そんな望みが低いことにかけるよりも、職場を変える方が早いです。
僕が働いている店舗も、そこまで労働条件がいいとは言えませんが、自分が耐えられる範囲なのでなんとか働けています。
きっとあなたに合った店舗が見つかると思うので、諦めずに探していただければ幸いです。