人生に疲れた人「仕事も人間関係も疲れた。。もう誰とも関わることなく引きこもっていたいな」
こういった悩みに答えていきます。
本記事の内容
- 一生引きこもりたいと思っていてもお金がないと無理
- ずっと引きこもっているのもきつい【経験談】
- 【結論】人と関わるのが苦手ならセミリタイアを目指すのが現実的
この記事を書いている僕は元2年半引きこもりだった人間です。
高校卒業後、就職したのはいいのですが、3年で辞めてそのまま無職になりました。
引きこもっていた時は最悪で、ずっと動画を観たりゲームしたりして過ごしていましたね。
何1つ生産的なことはせずに、ダラダラと怠惰な毎日を過ごしていたわけです。
今はなんとか、引きこもりを脱出して底辺フリーターですが生きています。
一生引きこもりたいという気持ちは僕もよくわかります。
僕も人間関係が超絶苦手ですからね。
ただ、引きこもり生活を送るためには、色々な障害を乗り越えないといけません。
この記事では、引きこもり生活を送りたい人に向けて、元当事者が本音で語っているので参考にしてください。
一生引きこもりたいと思っていてもお金がないと無理
まず、お金がないと一生引きこもるのは無理です。
いきなり夢をぶち壊して申し訳ないですが、お金がないと生活できませんからね。
では、一生引きこもるにはどのくらいのお金が必要かというと、
毎月の生活費が15万円くらい(年180万円)の人なら1億円は欲しいところです。
1億円あれば年利3~5%で資産運用すれば年300~500万は入ってきます。
税引き後(約20%)でも、240~400万ほどのお金になります。
それだけあれば余裕で暮らしていけるでしょう。
ただ、1億円を貯められる人はほとんどいないため、この計画は現実的ではないです。
仮に年収200~300万くらいの人が10年頑張って働いても、1,000万を貯められるかどうかですから。
親がお金持ちでその資産を引き継げるとかじゃないと難しいですね。
他には、ブログやYouTube、WEBライターなど在宅で稼げる人は引きこもり生活も可能です。
ただ、この方法は超難易度が高いと思っておいた方がいいです。
在宅ワークだけで生活費を稼ぐのは超難易度高い
在宅ワークは誰でも簡単に稼げる仕事ではありません。
人によっては1円も稼げずにやめてしまうこともありますから。
いくら頑張っても、必ず稼げる保証はありませんし、スキルや実績だって必要です。
さらに生活できるレベルのお金を稼げる人は一握りしかいないと思います。
そのレベルになるには、相当な実力が必要になるでしょう。
おそらく仕事を辞めたいと思っている人は、失礼ですがあまり仕事ができるタイプじゃないと思います。
そういう人がいきなり在宅ワークの世界に飛び込んでも、全く稼げないかもしれません。
会社を辞めてからそのことに気づいても遅いので、慎重に考えた方がいいです。
ただ、月3~5万くらい稼げればいいなら、ハードルはグッと下がります。
これまでに貯めたお金で資産運用して、残りは在宅ワークとバイトなどで生計を立てる。
これならすごく現実的だと思います。
資産運用と在宅ワークで月8万稼げれば、残り7万をバイトで稼げばいいです。
バイトで月7万なら週3~4日くらいバイトすれば届くかと思います。
結局働かないといけなくなりますが、会社員に比べればだいぶ仕事は楽です。
ただし、この方法も簡単ではないのでその辺は注意しましょう。
結局、在宅ワークでは全く稼げずにバイトの収入頼りになるかもしれませんから(実体験)。
ずっと引きこもっているのもきつい【経験談】
それに引きこもり生活をずっと続けるのはきついです。
僕自身2年半引きこもっていた時期がありましたが、かなりメンタルやられていました。
とにかく不安で頭がいっぱいで、何をやっても楽しめないのですよ。
最初の頃は、ゲームや漫画見放題だったので楽しかったですが、それもすぐ飽きます。
飽きてくるとやることなくなって、余計なことばかり考えてしまいます。
- 「このままじゃヤバイな。。」
- 「将来どうすればいいんだよ。。」
- 「お金がなくなったらどうしよう。。」
などネガティブなことで頭いっぱいになりますから。
中にはずっと引きこもっていても苦痛じゃない人がいると思いますが、それはごく少数だと思います。
ほとんどの人は精神が崩壊していくんじゃないでしょうか。
ちなみに僕も超病んでいました。
やはり人間は社会的な動物なので、多少は人と関わっていないと生きていけないんですよ。
人との繋がりを完全にシャットダウンして生きていくのは、想像以上に難しいわけです。
それに無職期間が長くなればなるほど、再就職も大変になります。
何より働くのが超怖くなり、なかなか第一歩を踏み出せなくなりますから。
よって引きこもり生活はそれほどいいものではないわけです。
【結論】人と関わるのが苦手ならセミリタイアを目指すのが現実的
どうしても人と関わるのが苦手ならセミリタイアを目指せばいいと思います。
セミリタイアとは、「資産所得+少しの労働」で生きていく方法ですね。
とりあえず1,000万の貯金があればその夢を叶えられる可能性は高いです。
1,000万を年利3%で運用すれば年間30万入ってきます。
つまり月2万5,000円ほどの不労所得が入ってくるわけです。
これくらいの利回りなら米国高配当ETFや日本の個別株でも狙えます。
仮に月の生活費を10万に抑えられるなら、残りの7万5,000円を稼げばいいだけです。
時給900円のバイトなら月83時間ほど働くだけで達成可能です。
週に換算すると、21時間程度ですね。
つまり1日7時間×週3日労働すればOK。
このようにかなり自由な時間が手に入るわけです。
週3日なら人との関わりも最小限に抑えられるでしょう。
さらにその自由な時間を使って在宅ワークに挑戦して成功すれば、さらに自由になれます。
この方法ならとりあえず独身なら生きていけると思います。
その生活が幸せかどうかは別として、そんな生き方もあるんだなと思うだけでも心は軽くなると思います。
常に1つの選択肢しかないと考えるのではなく、色々な選択肢を考えるのは大事です。
せっかく多様な価値観が認められやすい世の中になっているのだから、自分が行きたい道を歩むのもいいですよ。