米国債権に投資してみた。
こんにちは、ヤマモトです。
僕は最近、米国総合債権市場ETFであるAGGを21株購入しました。
AGGって何?と思われるかもしれませんが、簡単にいうとアメリカの債権詰め合わせパックみたいなものです。
*後でもっと詳しく説明します。
そのAGGが割安感あったので購入したわけです。
今回は、そのAGGについて色々と語っていきたいと思います。
*この記事のデータは2022年6月時点です。
本記事の内容
- 米国総合債権市場ETFであるAGGを21株買ってみた
- AGGを買った理由
- とりあえずポートフォリオの30%くらいは債券でもいいかな
米国総合債権市場ETFであるAGGを21株買ってみた
購入数量は21株で、購入単価は99.80ドルです。
つまり総額で2,095.80ドル分買ったわけですね。
AGGの特徴を簡単に説明
AGGは米国の安全性が高い優良債権に分散投資(7,000本くらい)されている商品です。
販売元は米国のブラックロックという資産運用会社です。
ちなみにブラックロックは世界一の資産運用会社で、運用総額は10兆ドルを超えています。
為替レートを1ドル135円だとすると、1,350兆円ですね。
あまりに巨大すぎて意味わかりません笑
AGGは信用度が最も高いAAAの商品が約72%含まれているため、かなり安全な商品です。
そのため値動きも激しく乱高下することは少ないです。
この20年チャートで見ると、最安値が88.40ドル(リーマンショックの時)で最高値が119.43ドルとなっています。
つまり最安値と最高値の差は31.03ドルと小さいです。
比較的安定的な米国高配当ETFのVYMでも、最高値と最安値の差が89.4ドルですからね。
AGGはかなり値動きが安定していると言えます。
純資産増額も10兆円を超えているため繰り上げ償還されるリスクもほぼないでしょう。
信託報酬(年間に払う手数料)も0.03%と激安なため、ほぼ無視していいレベルだと思います。
もっとAGGについて詳しく知りたい人は、ブラックロックの公式HPを参照してください。
ブラックロック公式サイト
利回りはどのくらいになりそう?
過去10年の分配金平均を見ると税引き前で2.6ドルほどでした。
僕は99.80ドルで購入したため、税引き前の利回りが2.6%ほどと予想されます。
税引き後(約28.3%)だと2.3%くらいの利回りです。
つまり2,000ドル投資すると、年間で46ドルほどの分配金になる計算です。
1ドル135円だと、6,210円ですね。
僕のスマホの通信費を2ヶ月分払えるくらいのお金です(僕はahamo使ってます)。
安定性の高い商品でこれだけ利回り出るのはまずまずかなと思います。
さらにAGGは毎月分配金が支払われるため、毎月ワクワク感を味わえます。
もちろんこれは過去のデータに過ぎないので、未来はどうなるかわかりません。
ただ、それなりの利回りは期待していいと思います。
AGGを買った理由
僕がAGGを買った理由は、割安感があったからです。
ちょうど米国の利上げの影響で、価格が暴落していましたからね。
*債権は金利が上がると、暴落する傾向にあります。
本当はVYMやHDVなど高配当ETFを買いたかったのですが、なかなか値段が下がりませんからね。
いつ僕が買いたい水準に下がるかわからないため、とりあえずAGGでも買ってみるかとなったわけです。
ドルのまま保有していても、大した利息はつかないですから(日本円よりははるかに高いが)。
そのまま待ち続けるのも機会損失になると思い、AGGを購入しました。
理由は本当にそれだけですね。
まだまだAGGも暴落するかもしれませんが、とりあえず天井は掴んでいないと思うので大丈夫かなと思います。
とりあえずポートフォリオの30%くらいは債券でもいいかな
僕はあまり含み損を抱えたくないので、値動きのゆるい債権をポートフォリオに組み込んでもいいかなと思います。
AGGならそれなりの利回りも期待できるので、30%くらいは保有するかもしれません。
ただ、本当に投資したいのは株なので、株価が下がったらジャンジャン買っていきます。
問題なのは円安がどこまで進行するかです。
あまりに円安が行き過ぎると、ドルへの両替コストが上がりますからね。
そうなると米国株が暴落しても積極的に買いにいけません。
ですから、なるべく早く円安が解消されてくれるのを祈るばかりです。
まあ2022年内は円安傾向にありそうですがね。。笑