引きこもり続けると頭悪くなるのか?元当事者が実際に感じたこと5選
スポンサーリンク

引きこもり気味の人「最近、引きこもり気味になっているけれど、何もやる気出ないし頭がぼーっとするな」

「1日中スマホばかりいじっているし、どんどん頭が悪くなっている気がする。。」

こういった悩みに答えていきます。

本記事の内容

  • 引きこもり続けると頭悪くなるのか?元当事者が実際に感じたこと5選
  • リハビリすればほとんどの人は元に戻るから大丈夫

    この記事を書いている僕は、元2年半無職だった人間です。

    無職の頃は家に引きこもっており、人にも全く会わずにダラダラ生きていました。

    はっきり言って無駄な時間を過ごしてしまったと後悔しています。

    引きこもりになると頭が悪くなってしまうと思う人もいるでしょう。

    結論を言うと、引きこもると頭は悪くなると思います。

    これは僕自身が引きこもり生活を送っている中で、実際に感じたのでよくわかります。

    この記事では、そんな僕が引きこもり続けると頭が悪くなるのかについて解説していきます。

    *今回の話は、あくまでも僕が感じたことを書くだけです。人によって思うところはあると思いますが、誰かを批判する意図はないのでその辺はご理解ください。

    引きこもり続けると頭悪くなるのか?元当事者が実際に感じたこと5選

    紹介する内容は以下の通りです。

    1. コミュニケーション力が大幅に下がる
    2. 漢字を忘れる
    3. 計算力が落ちる
    4. 偏った思想を持つようになる
    5. 思考力が落ちる

      順番に解説していきます。

      コミュニケーション力が大幅に下がる

      引きこもりになると、人付き合いの回数が激減するのでコミュニケーション力が大幅に下がります。

      例えば、

      • 大きな声が出ない
      • 滑舌が悪くなる
      • 少し喋るだけで疲れる
      • 話のネタが思いつかない
      • 会話のテンポがわからなくなる

        など色々な問題が出てきます。

        仕事をしていれば強制的に人と関わることになるので、最低限のコミュ力は維持されます。

        ですが、引きこもりになると人と無理して関わらなくてよくなるのでコミュ力がどんどん落ちていくわけです。

        僕の場合、もともと人付き合いが苦手でコミュ障だったのですが、引きこもりになったらそれがさらに加速しました。

        1日中、誰とも関わらずに家に引きこもっていたら一言も発しなくなりますからね。

        会社のわずらわしい人間関係から解放されて楽だと思うかもしれませんが、人と全く会話しないとストレスが溜まります。

        人は会話することでストレス解消になるのですが、引きこもっているとどんどんストレスが蓄積します。

        しかし、1度人間関係から逃げると再び向かい合うのが怖くなるのでなかなか人に会いにいけないわけです。

        そうやって誰とも話さない生活を長期間続けると、どんどんコミュ力は落ちていきます。

        コミュ力が落ちると、働くことも難しくなるのでこれが無職の1番深刻な問題かもしれません。

        漢字を忘れる

        引きこもりになると字を書く機会が激減するので、漢字を忘れます。

        日常レベルの漢字すら、あれ?これどう書くんだっけ?となります。

        「そんな大げさ」なと思うかもしれませんが、本当です。

        自分が思っている以上に識字力は落ちていきます。

        僕の場合、履歴書を書くとき漢字を忘れて少し苦労しましたね。

        わからない漢字はググったりして対処していました。

        日常レベルの漢字がわからないのは地味に不便になると思いました。

        普段当たり前に使っている文字も書かないと、どんどん衰えていくことがわかったのはある意味貴重な経験ですね。

        計算力が落ちる

        計算力は本当に落ちます。

        引きこもりになると計算をする場面が少なくなりますからね。

        もともと人間は数字を処理することが苦手なので、使わないとすぐに衰えます。

        簡単な計算すら時間かかってしまい、日常生活でも支障出ます。

        流石に九九レベルなら楽勝ですが、少し細かい計算になるとなかなかできません。

        特に買い物で現金払いするときに、小銭の計算がすぐにできなくなります。

        結局、そのままお札を渡して小銭がどんどん溜まっていってしまうわけです。

        *ちなみに今の僕はほとんどキャッシュレス決済のため、現金を使うことは少ないです。

        他にも計算力が落ちると、全体的に頭の回転が鈍くなっている感じはします。

        よって、スピーディに物事を処理することが難しいです。

        偏った思想を持つようになる

        ずっと引きこもっていると、自分が見たい情報しか見なくなります。

        自分を否定してくるものや、嫌な気分になるものを全てシャットダウンしようと考えてしまいます。

        引きこもりになると自己肯定感がすごく下がるので、ちょっとでも嫌な情報見ると一気に自信なくなりますからね。

        できるだけ、現実逃避できそうなものに触れようとします。

        例えば、

        • ゲームや漫画
        • 極端な政治思想
        • スケールの大きな話(世界で起きている問題とか)
        • ネット掲示板

          などできるだけ自分の現実と遠い世界の情報に逃げがちになるわけです。

          今の現状を解決する方法や、自分の将来に関することを見ると怖くなってくるので聞きたくないわけです。

          ちなみにコトラーの3つのバイアスと呼ばれるものがありますが、それによると、

          1. 人は自分の聞きたいことしか聞かない
          2. 人は自分の覚えたいことしか覚えない
          3. 人は自分の都合のいいように解釈する

            人にはそういう傾向があるらしいです。

            引きこもりになると受け入れたくない現実がたくさん出てくるので、この傾向に当てはまりやすくなると思います。

            僕自身、嫌な現実から逃げまくるために、1日中ネットの世界にこもっていたのでよくわかります。

            ただ、そうやって逃げまくって自分の好きな情報しか見ないと、どんどん思想が偏ってくるので注意です。

            特に攻撃的な思想を持ってしまうと、大きなトラブルを生む可能性もあるので気をつけてください。

            思考力が落ちる

            引きこもりになると、ゲームや動画など受動的なものにハマりやすくなります。

            そういったコンテンツは頭を使わなくても楽しめるため、自分で考える力が衰えます。

            そうなると、頭が常にぼーっとした感じになり、何も考えられなくなるわけです。

            ものを自分で考える力は、この社会を生きていく上ですごく重要になるので、思考力の低下はかなり大きな問題です。

            自分でものを考えられる人と考えられない人とでは、大きな格差が生まれますからね。

            まあ僕の場合、正常な思考をしてしまうと怖くてしょうがなくなるので、麻痺させていた感はあります。

            ゲームや動画を観ていれば、その間だけでも現実を忘れられますから。

            ただ、そんなことをしても現実は変わらないので不安は消えないんですがね。

            リハビリすればほとんどの人は元に戻るから大丈夫

            ここまで色々と厳しいことを話してきたので不安に思う方もいるでしょう。

            僕自身、引きこもっていたときはもうどうしようもないと思っていたのでよくわかります。

            ですが、ほとんどの人はリハビリすれば元に戻るから大丈夫です。

            少なくとも日常生活を難なく送れるレベルには回復できます。

            僕も何とかバイトできるくらいには回復したのでそこまで心配しなくてもいいです。

            ただ、いきなり働き始めるのはまだちょっと怖い人もいると思います。

            そういう場合は、とりあえず外に出ることに慣れることから始めましょう。

            1日5分でいいので、外に出れば少しづつ現状はよくなります。

            他には本を音読する、筋トレするなどしてリハビリしていけばいいです。

            そうすれば何とか引きこもりは脱出できると思います。

            引きこもり続けるより、少しづつ活動して自分を変えていった方が楽になるのでぜひ頑張っていただければ幸いです。

            スポンサーリンク