無職に理解ある人「なんでこんなに無職を馬鹿にしてくる人が多いのかな?自分より下の人を見下して優越感に浸りたいからなのかな?」
「中には立ち直ろうと頑張っている人もいるのに、世間は残酷だなと思う」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 無職が馬鹿にされる原因を元2年半無職が考察してみた
- 無職を馬鹿にしてくる人の特徴4選
- 一時的に無職になるのはしょうがない【僕も元無職でした】
この記事を書いている僕は、元2年半無職の人間です。
無職だった頃は自堕落な生活を送っており、人生に絶望していました。
ですが、今はなんとかフリーターですが社会復帰はできました。
そんな僕が無職が馬鹿にされる原因を真剣に考えてみました。
当事者ならではの視点で書いているので、参考になると思います。
どうぞ、お付き合いください。
*今回の話は、資産がたくさんあり働く必要のない無職の方は除いて話しています。
それと、今回の話はちょっときつめのことも書いているので傷つきたくない人はブラウザバック推奨です。
無職が馬鹿にされる原因を元2年半無職が考察してみた
傷つく人もいるかもしれませんが、僕なりに無職が馬鹿にされる原因をいくつか書いてみました。
- 収入がない
- 怠け者だと思われている
- 社会的信用がない
- 自立できていない
- 親のすねをかじっている
など色々と原因があります。
特に貯金もなく、実家で親に面倒を見てもらっている場合、馬鹿にされやすいです。
僕自身、貯金はある程度ありましたが、それでも実家に引きこもっていたので親に迷惑をかけていました。
他の人から見たら、クズでどうしようもない人間に見えたでしょう。
しかも勉強をしているわけでもなく、家事など家の手伝いも全くやっていないので、究極のダメ人間です。
そんな状態で馬鹿にされない方がおかしいです。
周りの人たちは、きちんと働いて自立していますからね。
他にもマスコミや国が無職に関してネガティブな報道をしてくるのも問題の1つだと思います。
国からすると、無職の人が増えまくると税金が全然取れなくなります。
収入がないから所得税は取れませんし、お金がないからものを買わなくなり消費税が取れないです。
そうなると税収はどんどん下がり、国も困るわけです。
マスコミに関しても、お金がない無職の人をかばうメリットはないので、悪い感じに報道してきます。
マスコミは基本的にお金をたくさん払ってくれるスポンサーに忖度した報道をしますからね。
無職の人がどうなろうが知ったこっちゃないわけです。
むしろ、ドキュメンタリー番組にして吊し上げたり、バラエティ番組でボロクソに叩いたりしています。
人間は自分より下を見て優越感に浸りたい部分があるので、そういう番組は視聴率も取れますから。
立場の弱い無職の人は見世物にされるわけです。
昔に比べれば無職への当たりは弱くなっていると思う
先ほど色々ときついことを書きましたが、昔よりは無職の方への当たりは弱くなっていると思います。
理由がいくつかあるので紹介すると、
- FIREブームの影響
- 某ウィルスのせいで職を失った人が増えた
- 会社に勤めずに稼ぐ人が増えた(YouTuberなど)
- 個人の意見や価値観を気軽に発信できるようになった
- ネットの普及で価値観の多様化が進んでいる
など考えられます。
特にネットの力が絶大かなと思います。
ネットのおかげで、リアルでは出会えない人同士と交流できたり、SNSなどで個人が気軽に意見を言えるようになりました。
そんな中で、FIREブームや某ウィルスのせいもあり、新しい生き方を模索する人も増えてきました。
例えば、
- 結婚は諦めて、1人で楽しむ人生を選ぶ人
- セミリタイアを目指す人
- 会社員以外でお金を稼ぐ道を選ぶ人
- 資産をある程度貯めてから会社を辞めて、残りは週3日バイトとかで暮らしている人
など色々な生き方を選ぶ人は増えました。
そのようにして、1つの会社で定年まで働き続けるという価値観もだんだんなくなってきたわけです。
昔だったら、会社に勤めていない人はダメ人間の烙印を押されていたのですが、時代も変わったものです。
今では仕事は最低限だけして、残りは自由に生きようと考えている人が多いと思います。
ぶっちゃけセミリタイアとか完全リタイアを目指している人は、無職の人と価値観が近いですからね。
実際にYouTubeやSNSで、セミリタイア系の発信されている方は、働くことが好きじゃない人が多いです。
僕も同じ意見で、収入は少なくていいので、できるだけ働かずにのんびり暮らしたいと思っています。
よって無職の方に理解を示してくれる人も増えてきたわけです。
無職を馬鹿にしてくる人の特徴4選
無職を馬鹿にしてきそうな人の特徴を以下にまとめました。
- 優越感に浸りたい人
- 今の仕事に不満を持っている人
- 無職を甘えと思っている人
- お金をたくさん稼ぐことが偉いと思っている人
世の中、聖人君子ばかりではありません。
中には人を見下したり、馬鹿にしてくる人間も存在します。
残酷かもしれませんが、それが現実なのでしょうがないです。
では、順番に紹介していきます。
優越感に浸りたい人
自分より下を見て優越感に浸りたい人も存在します。
そういう人たちは、無職の人を見下す傾向があります。
自分より下を見て安心感を得たいのが大きな原因だと思います。
特に現代社会は競争が激しい世界なので、いつ誰かに抜かれるかわかりません。
上を見ても強いライバルがゴロゴロしているので、自信失くすこともあります。
そんな中、自分より下の人間がいたらつい優越感に浸ってしまいがちです。
ただ、ほとんどの人はそれを表には出さずにそっと胸にしまっています。
それを表に出してくる人は、性格が相当悪いので近寄らない方がいいです。
今の仕事に不満を持っている人
今の仕事に不満を持っている人は、無職の人を叩きがちです。
「なんで自分はこんなに苦しい思いをして働いているのに、こいつら楽してんだ」
などのように思われ、ストレスの吐口にされます。
特にネット掲示板などでは、匿名で悪口が書かれまくっています。
正直、ああいうところで誹謗中傷する気持ちは僕には全くわかりません。
そんなことしても何も現実は変わりませんからね。
ただ、どうしても仕事は理不尽なことに耐えないといけない部分も多く、ストレスが溜まります。
そのストレスの解消方法として、誰かを叩くことはある意味アルコールやタバコを吸うのに似ているかもしれません。
残念ながら、完全にこういう人たちがいなくなることはないでしょう。
無職を甘えと思っている人
これはわりと多くの方が思っていることかもしれません。
無職経験のない人は無職を甘えと思いがちです。
- 「いつまでも親のすねをかじって、恥ずかしくないのか」
- 「こういう連中が増えたら日本も終わりだ」
- 「自分は絶対にああはなりたくないな」
このように思っているかもしれません。
特に一生懸命働いてきた人にとって、働いていない人間は悪に見えるのかもしれません。
ただ、みんな無職になりたくてなった人ばかりではなく、甘えという考えは少し違うと思います。
それに無職だからと、誰かに迷惑をかけているわけではないので(親にはかけているかもしれんが)気にする必要はありません。
赤の他人からとやかくいわれる筋合いはありませんから。
そこは気にしなくてもいいと思います。
お金をたくさん稼ぐことが偉いと思っている人
お金をたくさん稼ぐことが偉いと思っている人は、無職の人を馬鹿にしがちだと思います。
そういう人たちは、「収入=人間の価値」だと思っていると思います。
つまり収入0の無職は無能、負け組だと考えているわけですね。
確かに資本主義社会では、「お金をたくさん稼いでたくさん使う」ことが素晴らしいとされがちです。
その考えでいくと、稼ぐ能力がない人は無能の烙印を押されてもしょうがないかもしれません。
ただ、お金を稼ぐことばかりにとらわれるのも苦しい生き方だなと思います。
上を見ればいくらでも自分より収入が上の人はいます。
年収500万あったとしても、年収1,000万の人がいる。
年収1,000万あっても、年収3,000万、1億の人がいる。
年収1億あっても、10億、100億の人がいる。
このようにキリがありません。
個人的には少ない収入でも満足いく生活を送っている人の方が人生楽しいと思います。
一時的に無職になるのはしょうがない【僕も元無職でした】
長い人生、一時的に無職になることもあります。
ですが、誰でも失敗したり、不幸な目にあうことはあるのでしょうがないです。
最初は自分がまさか無職になるなんて想像もしていなかった人もいると思います。
僕もそうだったので、よくわかります。
会社を辞めてしばらく休んでいるうちに、働くのが怖くなってきていつの間にか無職になっていたわけです。
しかもそれが2年半も続きました。
ですが、なんとか無職を脱出することはできたので、人生詰むということはそうそうありません。
ただ、そのまま無職を長期間続けると社会復帰が困難になるのは間違いないと思います。
できれば、バイトでもいいので早めにやった方がいいです。
僕は無職を続けるよりもバイトした方が楽だった
僕は無職を脱出する際にバイトを始めたのですが(今もしているけれど)、
ぶっちゃけバイトした方が楽でした。
これは、金銭的にも精神的にもです。
バイトはバイトでつらいこともありますが、それでも無収入でずっと家に引きこもっているよりはだいぶマシでした。
バイトし始めの頃は月3万ほどしか稼いでいませんでしたが、それでもすごく安心感はありました。
とりあえず収入があれば、なんとか生きていくことはできますから。
ずっとお金の不安に悩まされ続けるよりはずっと楽です。
仕事に対して不安なのはわかりますが、バイト程度なら難しいことはやらされません。
ほんのちょっと勇気を持って踏み出せば、今の現状よりも楽になると思います。
【最後に】自分の軸を持って生きよう
正直、他人の意見なんかどうでもいいです。
いちいち他人の意見に振り回される人生なんて苦しいだけです。
それよりも自分がどういう人生を歩みたいのか考えるのが大事です。
僕は今でも底辺フリーターで、他人から見ると惨めかもしれません。
ですが、僕は仕事が気楽で、自由の多い今の生活はそれほど悪くないと思っています。
正社員になってフルタイムで定年まで働き続けるのはとても無理ですから。
仕事の責任も重く、メンタルが崩壊してしまいます。
そんな無理して働くくらいなら、収入少なくてもいいので楽に働きたいです。
ただ、完全な無職だと生活はできないので、とりあえずバイトだけでもしといた方がいいです。
本当は「無職のままでも大丈夫だよ!」といってあげたいのですが、それは現実的に厳しいです。
僕自身、あのまま無職を続けていたら詰んでいましたから。
とりあえずバイトしながら自分の進みたい道を模索していけばいいかなと思います。
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