貯金が1000万ある無職の人へ元ニートがどういう戦略を立てるか解説

貯金が1000万ある無職の人「貯金が1000万あるけれど、何年くらい無職でも生活できるのかな？」

「できればあまり働きたくないし、何かいい方法はないかな？」

こういった悩みに答えていきます。

本記事の内容

この記事を書いている僕は、元2年半無職の人間です。

現在はコンビニバイトをしながら、株式投資や副業をしています。

最終的にはセミリタイアしたいと思っている、生粋の仕事嫌いでもあります。

冒頭の悩みに対して結論をいいますと、1000万だけで無職生活を送るのは無理です。

年間の生活費が200万だと、5年しか持ちませんから。

残念ながらバイトでもいいので、少しは働かないといけません。

ただ、1000万を持っているということはかなりのアドバンテージになります。

その1000万をうまく使えれば、プチセミリタイアくらいは送れると思います。

この記事では、貯金が1000万ある無職の人がどういう戦略を立てればいいか僕なりに解説します。

わりと現実的なプランだと思うので参考にしてください。

貯金が1000万ある無職の人へ元ニートがどういう戦略を立てるか解説

僕が立てた戦略は以下の通りです。

順番に解説していきます。

資産運用する

とりあえず資産運用は必要だと思います。

1000万を年利3~5%（税引き後）で運用すれば、約30~50万ほど年間に増えます。

つまり月に2万5,000~4万ほどの収入になるわけですね。

税金を考慮しても、月3万は手堅いと思います。

月3万の不労所得があれば、生活の足しになるのでまあまあいいですね。

投資先としては100%株式でいいかなと思います。

株式投資は僕自身、すでに行っているので投資イメージもつかみやすいです。

株式はネットから簡単に買えますし、不動産みたいに面倒くさい手続きも必要ありません。

自分の好きなタイミングで売買できる上に、分散もしやすいのでおすすめです。

米国ETFを中心に買っていく

買う銘柄としては、米国ETFを中心に買っていくつもりです。

＊ETFを簡単にいうと、株式市場に上場している投資信託のことです。これを1つ買うだけで、何十社、何百社に分散投資できます。

僕も今3つの米国ETFに投資していますが、それらをもっと買っていこうかと思います。

ちなみにその3つとは、

これらのことです。

どれも有名な米国高配当ETFです。

投資タイミング次第では年利3%以上を狙えるので、個別株を買う必要はないかと思います。

ただ、外国株は為替リスクがあるため日本株もちょいちょい買います。

日本株に関しては、個別で買っていきオリジナルのポートフォリオを作るつもりです。

まあ1000万を全て突っ込むわけではなく、とりあえず200万ほどは生活防衛資金として残します。

残り800万を暴落が起きたタイミングで大きく買っていこうと思います。

焦らず落ち着いて、時間かかってもいいのでゆっくり投資していきます。

投資タイミングを待っている間に現金を1200万まで貯めておけば、1000万全て投資できますね。

バイトする

1000万だけでずっと生活し続けるのは無理です。

年間の生活費が200万なら、5年しか持ちませんから。

よってバイトして足りない生活費を補う必要があります。

ただ、そんなにあくせく働くのは嫌ですよね。

僕も仕事が大嫌いなので、働く時間はできる限り減らしたいです。

仮に先ほどいった資産運用で月3万の不労所得があるなら、働く日数は減らせます。

生活費が月10万に抑えられるのなら、バイトで月8~10万くらい稼げば大丈夫だと思います。

月8~10万なら週休3日でも稼げる金額です。

時給の高い夜勤でもいいという人は週休4日も夢ではありません。

現に東京のコンビニ夜勤なら1ヶ月に9日働けば月8万以上稼げます。

つまりほぼ週2日だけバイトすればいい計算です。

東京のコンビニ夜勤について、もっと知りたい人はこちらの動画がおすすめです。

資産が完成するまではもっとバイトしないといけませんが、夢はあると思います。

少なくともバイトは正社員よりは圧倒的に楽なので、そこは頑張りましょう。

バイトするのが面倒くさいと思っている人へ

「え〜。。バイトするの面倒くさいな」

と思う人もいるかもしれません。

ですが、ずっと家に引きこもっているよりは、少し働いた方が楽だと思います。

僕自身、ニートやっていた時はヒマすぎて地獄でした。

ぶっちゃけバイトし始めてからの方がメンタルも安定してきたので、完全ニートはあまりよくないかもしれません。

僕が仮に1億円持っていても、何かしらの仕事はすると思います。

それにバイトでも収入があれば、クレジットカード作ったり、スマホ本体の分割払い、部屋を借りる時とかの審査も通りやすいです。

無職だとまず断られると思うので、そういう社会的信用を持つ意味でもバイトはおすすめです。

＊僕は無職の時に一応、部屋を借りられましたが収入があるに越したことはないです。

それと、できれば毎年の収支は黒字化するように働きましょう。

年10万でも20万でもいいのでプラスで終われれば、資産は右肩上がりで増えます。

そうすれば、お金がなくなる心配もないので精神的にも安定すると思います。

副業にチャレンジする

副業は必ず稼げる保証はありませんが、チャレンジする価値は高いです。

副業で稼げるようになれば、バイトする日数をさらに減らせます。

何十万稼げる人は一握りですが、月3~5万くらいなら目指せなくもないです。

仮に生活費が10万なら、

資産運用3万円＋副業3万＋バイト4万=10万

このような計算になります。

バイトで月4万とか週2日くらい働けば稼げます。

それくらいなら仕事が嫌いな人でも続けられると思います。

ただ、副業で稼ぐハードルはバイトよりも圧倒的に高いです。

特に、

など在宅でできる仕事はライバルも多いため難しいですね。

スキルも必要で、バイトみたいに働いた時間だけお金を稼げるわけではありません。

ひどい場合だと、100時間作業しても1円も稼げない場合もあります。

よってほとんどの人が挫折すると思います。

ですが、一度稼げるようになればかなり生活が楽になるので挑戦する価値は高いです。

僕もまだまだ月3~5万に程遠いですが（単発なら稼いだことある）、少しづつ収益が増えてきているので諦めなければいつか達成するかもしれません。

最初のうちはとにかく諦めずに継続する。

これが肝だと思います。

時間に余裕あるならぜひ挑戦してみてください。

お金をあまり使わないようにする

お金はなるべく使わない方がいいです。

1000万あるからといって、財布の紐を緩くすればあっという間になくなります。

僕が知り合いに聞いた話で、宝くじで2000万当たった人がいたらしいです。

その当選者の人は、仕事を辞めて、高級車を買ったり無駄遣いばかりしたみたいです。

結果、あっという間にお金がなくなり、家庭も崩壊したような話でした。

他にも宝くじの高額当選者の悲惨な末路はよく聞くので、お金の使い方をしっかり勉強しなければと思いました。

貯金0の人の1万円も、1億円持っている人の1万円も価値は同じです。

お金があるからと油断せずに、質素倹約を心がけるのがいいかなと思います。

それに収入を増やすよりも支出を減らす方が圧倒的に簡単です。

仮に毎月の生活費を12万から10万に抑えるだけでも、年間24万円浮かせられます。

地味ですが効果は抜群なので、節約は大事です。

貯金を切り崩しながら生活するのはおすすめしない

これは本当に注意してもらいたいです。

貯金を切り崩しながら、無職生活を続けるのはおすすめしません。

多分メンタル病みます。

貯金を切り崩すということは確実に資産が右肩下がりに減っていきます。

最初は1000万あったのが、

このように段々と減っていく資産を見ながら生活するのは恐怖でしかありません。

人間は一度手に入れたものがなくなっていくことに強いストレスを覚える生き物です。

特に苦労して手に入れたものであればあるほどダメージはでかいです。

これは貯金が2000万でも3000万でも似たような気持ちになると思います。

理屈ではなんとなるとしても、感情が納得してくれません。

人間は論理よりも感情の方が強い生き物なので、それに逆らうことは難しいです。

そういう状態にならないためには、毎年黒字で終えることです。

そのために先ほど紹介した、バイトや副業でお金を稼ぐことをおすすめします。

毎年10万でも20万でも黒字で終えれば、生活が破綻することはありませんから。

資産が減るのは本当に恐怖なので、貯金を切り崩す生活は考え直した方がいいです。

1000万も貯金ある人の方が少ないので自信持っていい

ぶっちゃけ1000万も貯金ある人の方が少ないです。

そこまでお金を貯められたのはある意味才能なので自信持っていいと思います。

同じ無職だとしても、お金がある無職とない無職では全然違います。

お金さえあれば、とりあえず生活に困ることはありませんからね。

ただ、そのまま何もせずに無職になってしまうといつかお金はなくなります。

よって何かしらアクションを起こしましょう。

まあまだ無職になりたての人は少しの間、休んでもいいかもしれません。

失業保険がもらえているのなら、その間だけでも無職生活を楽しむのは悪くないです。

無職の最大のメリットは時間があることです。

その時間を使って一度人生について深く考えるのもいいです。

現代はなんでもスピードが要求されるため、たまにはじっくり立ち止まってみましょう。

お金があるなら、少しくらいゆっくりしても大丈夫なので、ぜひゆっくり考えてみてください。