やればいいと思う。
こんにちは、ヤマモトです。
今回はつみたてNISAの枠を使い切っていないけれど、高配当株投資したい人に向けて記事を書きます。
先に結論をいうとやってもいいと思います。
理由は後述で詳しく話しますが、1つあげるとすれば投資している実感を得られるからです。
配当金を受け取れますし、自分で銘柄選びをすることになるので投資家っぽい雰囲気になれます。
僕自身、まだ月3,000円しかつみたてNISAで投資していませんが高配当株投資を始めてしまいました。
おかげで色々勉強になりましたし、1年4ヶ月くらいで利益も13万円くらい出せました。
個人的に積み立て投資よりも楽しいので、その魅力が少しでも伝われば幸いです。
本記事の内容
- つみたてNISAの枠を使い切っていなくても高配当株投資やっていい理由4選
- 一般NISAを使った方がいいと思っている人へ【僕はつみたてNISA派】
- 理屈だけでなく感情面も満足させるのが投資を長く続けるコツ
つみたてNISAの枠を使い切っていなくても高配当株投資やっていい理由4選
紹介する内容は以下の通りです。
- 投資している実感を得られる
- 株の知識が増える
- 現在のキャッシュフローを増やせる
- 非課税のありがたみを理解できる
順番に解説していきます。
投資している実感を得られる
高配当株投資は配当金を受け取れますし、売買も手動で行えます。
そのため投資している実感を得やすいです。
つみたてNISAで投資できる商品は分配金が再投資される商品が多いです。
さらに自動で積み立てできるので、積み立て額を変更するか売るときしか触ることはありません。
よってあまり投資をしている気持ちになりにくいわけです。
そうなると長い時間、積み立てることに耐えられずに辞める人もいると思います。
高配当株投資は、日本なら半年に1回、米国株なら3ヶ月に1回のペースで配当金がもらえることが多いためモチベも保ちやすいです。
5,000円、1万円程度でも配当金をもらえるとテンションすごく上がります。
その楽しい気持ちを実感するためにも、高配当株投資にチャレンジするのはアリです。
そうすることで、つみたてNISAをやる際の励みにもなりますからね。
僕も高配当株投資を始めたおかげで、かなり利益を出すことができよかったです。
株の知識が増える
高配当株投資は、自分で銘柄を探して投資していかないといけません。
特に個別株の場合、会社四季報や決算書を読まないとボロ株をつかむことになりかねません。
四季報や決算書を読むことで、
- どのくらいの資産があるのか
- 借金はどのくらいか
- 利益率はどのくらいか
- 売上はどのくらいか
- どんなビジネスモデルか
- どんなライバルがいるか
- 株価は割安か
- 将来性はあるか
- 株主への還元意識は高いか
など色々とわかります。
僕自身、今のところ投資金額は少ないためそこまで細かく見ていませんが、大雑把には理解しているつもりです。
少なくとも会社四季報に関してはある程度わかると思います。
さらに日経平均とかNYダウ、為替レートなども興味持つようになるので、自然と経済の勉強にもなります。
おそらく株をやっていない人だったら、あんま関係ないためよく知らない人も多いと思います。
そういう人たちと比べれば、経済知識において差をつけることができるのもいいです。
株に関する知識が増えれば、つみたてNISAをやる際にも役立ちます。
何もしらないでひたすら積み立て続けると暴落時にパニックになりますから。
そしてそのまま、パニックで損切りしてしまう人もいます。
しっかりと知識武装していれば、暴落時にも落ち着いて行動することができます。
まあ最初から個別株への投資が怖い人は、ETFを買えばいいです。
四季報や決算書読めなくてもなんとかなります。
ETFを簡単に説明すると、株式市場で売買できる投資信託のことです。
1つ買うだけで80社、400社くらいに分散投資できる魅力的な商品ですね。
流石に一度に全ての会社が潰れることはまず考えられません。
個別株よりは安全性はかなり高いと思います。
僕も米国ETFを3つ持っていますが、どれも分配金、値上がり益が凄まじいです。
いやらしい話ですが、おかげでかなり儲けさせてもらいました。
現在のキャッシュフローを増やせる
高配当株投資は配当金を受け取るので、現在のキャッシュフローを増やせます。
*最初に投資する金額は除きます。
例え、年3~5万くらいの配当金だとしても生活は少し楽になると思います。
つみたてNISAの場合、積み立て完了するまではひたすら現金をぶち込まないといけません。
つまり現在のキャッシュフローが常に減っていく状態です。
そうなると今の生活が少し苦しいことになります。
収入が高い人なら気にならないかもしれませんが、仮に月収20万の人が毎月3万積み立てるのは結構きついですよね。
実際に現金として受け取れるまでには20~30年先になるので、それまではひたすら耐えないといけません。
途中で利確したとしても、どうせまた積み立てないといけないから意味ないですし。。
高配当株投資の場合、一度にまとめてお金を入れるため、毎月キャッシュフローが減っていく苦痛はないです。
さらに配当金も手元に入ってくるので、自由に使えます。
個人的に、毎月ジワジワとお金が減っていくほうが苦しいですね。
それよりもある程度お金を貯めてから、暴落時にドカンと仕込む方が好きです。
非課税のありがたみを理解できる
高配当株投資のデメリットとして、配当金や売却益に税金がかかることです。
日本の場合、2022年1月時点の税率が約20%なのでわりと取られます。
仮に年間100万円の利益が出たら20万円持ってかれるわけです。
配当控除などの方法を使えば税金を安くすることは可能ですが、手続きとかが面倒ですしね。
そう考えると利益が全て非課税になるつみたてNISAはすごく利用価値が高いです。
2,000万利益出たら、400万取られるところをそのまま非課税で受け取れるのは最高すぎます。
そういうつみたてNISAのありがたみを実感できる点も、高配当株投資をやるメリットだと思います。
つみたてNISAのメリットを深く理解できれば、積み立てを長く続ける原動力になります。
一般NISAを使った方がいいと思っている人へ【僕はつみたてNISA派】
「どうせ高配当株投資をやるならつみたてNISAでなく、一般NISAでやった方がいいんじゃない?」
「個別株や国内ETFにも投資できるし、配当金も非課税で受け取れるし」
と思っている人もいるでしょう。
ただ、僕個人としてはつみたてNISAの方がいいかなと思います。
一般NISAがダメな理由としては、
- 非課税期間が5年しかない
- 120万の非課税枠を使い切るのは難しい
- 投資商品を選ぶのに迷う
などが挙げられます。
特に非課税期間が5年しかないのがきついです。
期間が短いと売ろうとした時に株価が暴落していたら困りますから。
ロールオーバー(非課税期間を延長できる制度)という手もありますが、手続きが面倒くさそうです。
そう考えるとシンプルに積み立てできる、つみたてNISAの方が上手に使えると思います。
非課税期間も20年で、毎年の非課税枠も40万円なので、僕としては使いやすいですね。
さらに株価に関係なく積み立てるため、非課税枠も無駄にしにくいです。
一般NISAはまとまった金額を一気に入れないといけないので投資タイミングの見極めが難しいですし。
株価がバブルになっていたら結局一回も投資せずに終わることになりかねません。
よって僕はつみたてNISAをこれからも使っていくつもりです。
例外として、1億円くらい持っていたら一般NISAを利用するかもしれません。
1億円を年利3%で運用すれば300万円。
税金で20%取られても240万円残ります。
つまり月20万円の不労所得になるわけです。
それくらいあれば老後の資金問題を心配する必要なくなるので、積み立て投資をしなくてもよくなります。
それなら少しでも配当金を非課税で受け取れる一般NISAでいいかなと思います。
まあ1億円なんて手に入る気が全くしないので、僕は大人しくつみたてNISAを使います。
理屈だけでなく感情面も満足させるのが投資を長く続けるコツ
投資は理屈だけでは長続きしません。
効率を追い求めるあまり、感情を置いてけぼりにしている人が非常に多いと思います。
つみたてNISAをフル活用して投資するのは確かに効率はいいと思います。
税金を非課税にできるのは非常に強いですから。
ただし、実際に利益が手に入るまでに20~30年かかるのが難点です。
それまで我慢し続けられる人ならいいですが、多くの人が途中で挫折すると思います。
それに比べて高配当株投資なら、配当金を受け取れるのでモチベを保ちやすいです。
さらに値上がりしたら任意のタイミングで売却することもできます。
*税金は取られますが。。
そうやって中期的にも利益を手に入れることで、つみたてNISAを続ける気持ちも上がります。
つみたてNISA、高配当株投資。
この2つを上手に組み合わせれば、投資を長続きさせることができるので両方やればいいと思います。
迷っている方は少額でいいので、始めればいいですよ。