若くても無理なものは無理。
こんにちは、ヤマモトです。
今回の話はかなり自分語りになるのですが、僕は若いからいいねと呼ばれるのがあまり好きじゃありませんでした。
若いという理由だけで、なんでもできると思われるのが嫌だったからですね。
今は34歳と若者ではないのですが、ふと若いときのことを思い出してこういう記事を書きました。
この記事は10~20代くらいの人にぜひ読んでもらいたいです。
本記事の内容
- 若いからいいねと呼ばれるのが好きじゃなかった理由3選
- 今は逆に若作りしたいと思えるようになった【見た目も精神も】
若いからいいねと呼ばれるのが好きじゃなかった理由3選
僕が若いからいいねと呼ばれるのが好きじゃなかった理由は以下の通りです。
- プレッシャーを感じるから
- 若いんだからもっと遊びなさいと言われるから
- 若いんだから人生いくらでもやり直せるよと言われるから
順番に解説していきます。
プレッシャーを感じるから
若いという理由だけで、
- 「若いから色々できていいね」
- 「若いんだからもっと色んなことに挑戦しなさい」
- 「若いのに何もしないともったいないよ」
などよく言われますよね。
僕はこれ正直、プレッシャーでしかなかったです。
僕はそんなに活動的な人間ではないので、無理に何かするのがすごく苦手なんです。
どちらかというと、1人でゲームしたり、本を読むのが好きですからね。
若いという理由だけで、何かやらなくちゃいけないと急き立てられるのは苦痛でした。
若いうちは選択肢が多いとみられがちですが、逆に選択肢が多すぎるのも問題なんですよ。
選択肢が多すぎると、人は迷って何もできなくなりますからね。
逆に歳をとると徐々に選択肢が狭まってくるので、進む道も自ずと見えてきます。
僕は今34歳なのですが、こうやって歳をとるともう選べる道は限られます。
公務員になるのは年齢制限で無理ですし、スポーツ選手や学者などになるのもほぼ不可能です。
一流企業の総合職になるのも、ミュージシャンになるのも声優になるのもほぼ無理ゲーです。
ですが、僕は逆にそうやって道が狭まってくる方が気楽でいいですね。
周りからも全く期待されなくなるので、ゆっくりと自分の人生について考えられますから。
むしろ若い頃より今の方が楽しいくらいです。
若いんだからもっと遊びなさいと言われるから
これも僕が言われて嫌な言葉でした。
若者全員がみんなとワイワイしたいと思っているんじゃねーよと言いたくなります。
僕はコミュ障で人付き合いがすごく苦手でした。
どちらかというと1人でいる方が好きな人間でしたから。
特に同年代の同性とはなかなか打ち解けることができませんでした。
おかげで学校でも会社でもあんまり友達はできなかったです。
そもそもあの若者のノリは昔から好きじゃなかったです。
大声で叫びまくったり、下ネタを言いまくったり、目立ちたがったりするのが本当に苦手でした。
どっちかというと年上の人と遊んだり、ご飯を食べに行くことの方が多かったですね。
年上の人は落ち着いて優しい人が多かったので、すごく居心地がよかったんです。
まあ今では、年齢や性別関係なく仲良くできそうな人とだけ付き合っていけばいいなと思います。
ネットのおかげで色々な人たちと知り合えるようになったので、仲良くできそうな人を見つけやすいですから。
今のところネットで知り合った人と直接コンタクトをとることは全然できていませんが、いつかは直接会ってみたいと思います。
若いんだから人生いくらでもやり直せるよと言われるから
これは正直、嘘だと思います。
若くてもやり直せないときはやり直せません。
本気で人生をやり直そうと思ったら、若さだけでなく圧倒的な努力や才能、運の要素なども絡んできます。
例えば、大学受験がわかりやすいと思います。
偏差値が40しかない人が1年で東大に受かるかといったらほとんどが無理です。
すでに偏差値の高い強大なライバルがいますからね。
確かに逆転合格する人も稀に存在しますが、ほとんどが不合格に終わると思います。
つまり若い人ががむしゃらに頑張っただけでは到達できない世界もあるわけです。
それなのに、カンタンに人生やり直せると言うのは無責任というかすごく他人事に聞こえるわけです。
まあ建前でそういうことを言ってしまうことは僕もあるので、それはしょうがないです。
ただ、本気でアドバイスを求めている人にはこのセリフは僕もあまり言わないようにしています。
というよりも人の人生の心配をしているヒマがあったら自分の人生をもっとよくしていきたいです。
自分の人生も変えられない人間が、他人の人生を変えられるわけないですからね。
本気で誰かの人生をよくしたいなら、口ではなく背中で教えられればいいなと思っています。
今は逆に若作りしたいと思えるようになった【見た目も精神も】
ここまで色々と語ってきましたが、歳をとった今は若くありたいと思えるようになりました。
これは見た目も精神的な意味でもです。
正直、自分でも不思議だと思います。
おそらく周りから若者らしさを求められるのが嫌だっただけで、若く見られること自体は悪いことではないからでしょう。
若くあろうとする心は、他人から強制されることでなく、自分から生まれるものなのでそれも影響しているかもしれません。
というよりも若さとか関係なしに自分がやりたいことやれる人生が最高だと思います。
僕も若いときより今の方が圧倒的に行動しているので、年齢ばかりに囚われるのはよくないです。
やりたいことあるなら年齢関係なしにやればいいだけです。
周りからの評価よりも自分がやりたいことを突き詰める人生の方が楽しいですからね。