フリーターと無職の違いが知りたい人「フリーターと無職の違いってなんだろう?不安定という意味では、正直どっちも大差ないと思うんだけれどな」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 無職のメリット・デメリット
- フリーターのメリット・デメリット
- 【体験談】フリーターと無職の違いを両方経験した僕が徹底比較まとめ
この記事を書いている僕は無職とフリーター両方経験した人間です。
ちなみに無職歴は2年半、フリーター歴は9年となっています。
結論から言うと、フリーターと無職ではかなり大きな違いがあります。
1番大きな理由としてみれば、収入があるかないかでしょう。
この記事では、僕自身の経験を踏まえて無職・フリーターの違いを徹底解説しています。
なお、今回の内容は客観的に書くのが難しいため、僕の主観がかなり入っている点はご留意ください。
無職のメリット・デメリット
まずは無職のメリット・デメリットについて解説していきます。
では、メリットから解説していきます。
無職のメリットは1つだけ
無職のメリットは自由に使える時間が多いことにつきます。
時間があれば様々なことをできるので、非常に大きなメリットだと思います。
例えば、
- 勉強できる
- 運動できる
- 遊びに行ける
- 在宅ワークできる
- ゲームできる
- マンガ読める
- 趣味に没頭できる
など選択肢の幅は大きく広がります。
時間を有効活用できる人にとっては、無職は最高かもしれません。
もちろんお金がないとできることは限られてしまいますがね。
それに時間がありすぎると逆に何もしなくなる恐れもあります。
僕の場合、時間はたくさんあったはずなのですが、結局ダラダラ動画を観て1日過ごすという完全に怠けモードに入っていました。
生産的なこともできたはずなのですが、面倒くさくて楽な方楽な方に流れていたわけです(心は楽ではなかったけれど)。
それと人間はヒマすぎるとメンタルが病んでしまう生き物なので、気をつけた方がいいです。
何か熱中できるものがないと、仮にお金があって無職やっていても楽しくないと思います。
すいません、本当は他にも色々メリットを考えたのですが、ぶっちゃけこれしか思いつきませんでした。
正直、下記で紹介するデメリットの方が圧倒的に多いと思います。
無職のデメリットを5つ紹介
無職のデメリットは以下の通りです。
- 収入がない
- 社会的信用がない
- 周囲からの視線が痛い
- メンタルを病む
- 長期化すると再び働き出すのが怖くなる
どれも僕自身が経験して苦しんだことなのでリアリティがあると思います。
では、順番に解説していきます。
収入がない
無職の最も大きなデメリットは収入がないことです。
すでに資産を築いている人なら別ですが、貯金も何もなければ誰かに養ってもらわないと生きていけません。
お金がないと行動の選択肢が大幅に狭まってしまうので、いくら時間あってもやることは限られます。
外に遊びにもいけませんし、欲しいものを買うこともできません。
そんな状態で時間がいくらあっても楽しむことはできないと思います。
それに無収入の状態でいると、ずっと将来への不安に怯える毎日を過ごさないといけないので精神衛生上よくありません。
僕自身、毎日のようにお金がなくなったらどうしよう(一応貯金はありました)、家を追い出されたらどうしようとか考えていましたね。
少額でもいいのでお金を稼いでいるのといないのとでは天と地ほどの差があると感じました。
社会的信用がない
無職になると社会的信用がなくなります。
特に何かを契約したりするとき、無職だと審査通らなかったりします。
例えば、
- クレジットカード審査
- 部屋を借りる
- 自動車ローン審査
- スマホの分割払い
などの審査に落とされる可能性は大です。
僕の場合、無職の時にクレジットカードを作ろうとしましたが、「無職の方だと無理です」と断られました。
クレジットカード審査は収入0だとまず間違いなく審査に落とされるので注意です。
少なくともフリーターなら門前払いされることはなくなるので、無職とフリーターはだいぶ違うなと思います。
僕もフリーターになってから無事クレジットカードを作ることはできましたからね。
ちなみに僕が作った楽天カードは審査が易しいのでおすすめです。
楽天カード
周囲からの視線が痛い
無職になると周囲からの視線が痛いです。
知り合いに会った時や親戚の方と会った時など特につらいです。
だいたい久しぶりに会った人と話す時に最初に出てくる言葉が、
「今、何しているの?」
となりますからね。
その時に、
「無職です。。」
と答えるのはすごく勇気がいります。
多分相手も、「え?!」みたいな反応をすると思いますからね。
僕自身、無職の時に親戚の方と会う機会がありましたが、すごく気まずかったのを覚えています。
そういう嫌な思いをしたくないがために、ますます部屋に閉じこもりたくなるわけです。
メンタルを病む
無職になるとメンタルを病みます。
無職がメンタル病む要因をまとめると、
- 収入がないから
- 孤独だから
- ヒマすぎるから
- 自分が価値ない存在と思うから
- 時間の経過が怖いから
など色々と思いつきます。
ぶっちゃけゲームや漫画などヒマつぶし的な娯楽はすぐ飽きますし、ずっと1人でいると気が狂ってしまいます。
だんだんと人格も歪んでいき、他人の幸せを妬んだり、自傷行為をしてしまうかもしれません。
僕も自傷行為をしていた時期がありましたが、今思うとゾッとします。
今では自傷行為をした箇所はだいぶ回復しましたが、若干痕跡が残っていますからね。
ほとんどの人は無職になるとメンタル病むんではないかと思っています。
長期化すると再び働き出すのが怖くなる
無職が長期化すると再び働き出すのが怖くなります。
例えば、
- きちんと働けるのか不安
- 面接が不安
- 職場の人間関係が不安
- 人ときちんと会話できるか心配
- 大きな声が出ない
など色々な問題が出てきますからね。
まだ1ヶ月くらいなら大丈夫ですが、1年以上になるとだんだん不安が大きくなります。
そして、働くことにたいする恐怖からいつまでも働けずに時間だけが過ぎてしまう。。
僕も経験したことなのでよくわかります。
これは本当に時間が経てば経つほど恐怖も増していくので注意してください。
できれば早めに行動することをおすすめします。
フリーターのメリット・デメリット
ここからは、フリーターのメリット・デメリットを解説していきます。
では、メリットから解説していきます。
フリーターのメリット4つ紹介
フリーターのメリットは以下の通りです。
- 収入が入る
- 運動になる
- 人と会話できる
- 最低限の社会的信用を得られる
順番に解説していきます。
収入が入る
フリーターと無職の最大の違いは収入があるかないかですね。
収入があれば最低限生活していくことはできますし、好きなものも買えます。
お金があると行動の幅も大きく広がるので無職の時にはできなかったこともたくさんできます。
例えば、
- 旅行に行ける
- ゲームが買える
- ジュースが買える
- おいしいものが食べられる
など色々とできますからね。
さらにお金があるとメンタルも安定してくるのでいいことだらけです。
収入0の状態から月3~5万稼ぐだけでも全然気の持ちようは違いますからね。
お金はきれいごと抜きにとても大事だと思います。
運動になる
バイトは基本的に肉体労働が多いので、運動になります。
運動をすると気持ちいいですし、精神も安定してきます。
無職の時だとずっと家に引きこもっていたので、極度の運動不足になりますからね。
僕は無職脱出直後、コンビニバイトを始めたのですが、激しい運動はしなくても体をよく動かします。
例えば、
- 品出しをする
- 掃除をする
- 声を出す
- ゴミを捨てる
など体をこまめに動かすわけです。
こうやって体を動かすと体力も回復してきて少しづつ元気になってきます。
人と会話できる
人と会話できるのもフリーターのいいところです。
バイトを始めれば当然バイト先の人とコミュニケーションを取らなければなりません。
もちろん仕事の話がメインになりますが、雑談をする機会も出てくるわけです。
そんな大した話をするわけではないですが、人と会話をするといい気晴らしになります。
無職だと、誰も話し相手がいなくて寂しい思いをするわけですが、フリーターになれば多少は人と会話できるのでいいですね。
最低限の社会的信用を得られる
フリーターになれば最低限の社会的信用が得られます。
無職と違い収入があるので、ある程度信用はしてもらえるわけです。
例えば、クレジットカードが作れるようになったり、部屋を借りやすくなったり色々とメリットはあります。
僕も無職の時には作れなかったクレジットカードですが、フリーターになったら作れるようになりました。
もちろん審査の厳しいカードは作れませんが、審査の易しいカードならフリーターでも十分作れるわけです。
フリーターのデメリット2つ紹介
フリーターのデメリットは以下2つです。
- 無職の時より時間がなくなる
- 仕事のストレスがたまる
順番に解説していきます。
無職の時より時間がなくなる
フリーターになると無職の時より時間がなくなります。
今まで自由だった時間を働くのに使わないといけないからです。
時間はお金で買うことができない貴重な資産なので、それが減ってしまうのは大きなデメリットです。
ただ、フリーターでも正社員に比べれば時間を作りやすく、僕はそこまで不満に思ったことはありません。
むしろある程度時間の制約があったほうが、自由時間も有意義に過ごせるので悪くないと思います。
仕事のストレスがたまる
フリーターになると仕事のストレスが溜まります。
仕事をすると、
- 失敗する
- 怒られる
- 嫌なことを我慢しないといけない
- 理不尽なことを言われる
- 疲れる
など色々とストレスが蓄積されていきます。
これは無職の時には味わうことがないものです。
たまにすごく嫌なことも起こるので、無職に戻りたくなる時もあります。
しかし、バイトなら我慢すればお金がもらえるのでなんとか耐えられます。
無職だとストレス溜まってもお金は一切もらえないので、まだバイトの方がマシですね。
やはりお金は精神を安定させるのにも役立ちます。
【体験談】フリーターと無職の違いを両方経験した僕が徹底比較まとめ
最後に僕の意見を言わせてもらうと、フリーターになった方が無職の時よりもはるかに楽でした。
収入面はもちろんのこと、バイトすることで気晴らしにもなったからです。
人間は社会的動物なので、1人で家に引きこもり続けるのは苦痛でしかないですからね。
僕はあまり人と関わるのが好きではないですが、それでもずっと1人で生きていくのはきついです。
少しでもいいので誰かと会話したり、仲良くしたいです。
バイトすると肉体的には疲れますが、精神的には無職の時よりもだいぶマシになったので、バイト始めて本当によかったと思います。
以上、フリーターと無職を両方経験した男の意見でした。