世界史が苦手な人「世界史が好きな人がいるけれど、どの辺が楽しいのかな?正直、世界史を勉強してもなんの役に立つのかわからない」
「世界史は知識の暗記ばかりさせられて応用も利かなく、受け身になるだけな気がする」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 勉強が大嫌いだった僕が世界史を好きな理由3選
- 僕が実際に読んだことあるおすすめの世界史の本を3冊紹介
- 世界史がどうしても苦手なら大航海時代から勉強するのがおすすめ
この記事を書いている僕は、世界史が大好きな人間です。
もともとは勉強が大嫌いだった男ですが、歴史や地理などは唯一好きだった教科です。
世界史がなんの役に立つのかわからない人もいるでしょう。
結論から言うと、世界史は役に立つと思います。
世界史を勉強することによって、世の中の見え方とかも変わってくるからです。
この記事では世界史が苦手な人に、僕が世界史を好きな理由とおすすめの世界史の本を解説していきます。
勉強が大嫌いだった僕が世界史を好きな理由3選
僕が世界史を好きになった理由は以下の通りです。
- ストーリーになっていて面白いから
- 世界で起きているニュースがよくわかるようになるから
- 話のネタにしやすいから
順番に解説していきます。
ストーリーになっていて面白いから
世界史はストーリーになっているので、純粋に楽しめます。
色々な国が発展したり、滅んだりした経緯を知ったり、重要な人物が活躍した時代を知るのは知的好奇心をくすぐられます。
例えば、
- モンゴル帝国
- ペルシア帝国
- オスマン帝国
- 大英帝国
- ローマ帝国
など巨大な帝国が誕生して文明が大きく発展するところとか面白いです。
様々な技術が開発されたり、経済が発展したり、文化が花開いたり色々と人類の歴史が大きく変わってきますからね。
どれも最終的には滅亡してしまうわけではありますが。。
どんな巨大な帝国も永遠には続かないというわけですね。
他にも古代の歴史も面白いです。
- ギリシャ文明
- メソポタミア文明
- エジプト文明
など謎に包まれた時代を想像するのは楽しいです。
特に最古の文明と呼ばれるメソポタミア文明が個人的に好きですね。
シュメール人とかバビロニア王国とか古代の高度な文明がでてきてワクワクしてきます。
世界史を勉強するとイギリス、フランス、ドイツなど現在ある国のルーツとかもわかるのでそれを知るのも楽しいです。
世界で起きているニュースがよくわかるようになるから
世界史を勉強すると、世界で起きているニュースがよくわかるようになります。
例えば、
- 台湾と中国の関係
- アイルランドとイギリスの関係
- パレスチナ問題
- クリミア問題
- 南アフリカに白人が多い理由
- 領土問題
- 紛争が起きている原因
- 民族問題
など様々なできごとは歴史を紐解けばわかります。
僕は世界史を学ぶ前は、なんでこの国とこの国は仲悪いんだろう?
なんでそんなことでもめているんだろう?
なんでこんな問題が起きているんだろう?
といったようにわからないことだらけでしたが、今では少しづつ意味もわかってきています。
大体の問題は、
- お金
- 宗教
- 資源
- 人種
- 民族
- 領土
- 王位継承
などでもめていることが多いですね。
そういったことを知っているか知らないかで、ニュースを観るときの情報の受け取り方も変わります。
話のネタにしやすいから
歴史系の話はわりと話のネタにもしやすいです。
数学やプログラミングなどの難しい話は勉強していない人にはさっぱりわかりませんからね。
歴史ならある程度は知っている人も多いので話も通じやすいと思います。
クイズ番組とかでも歴史のネタは多く使われるので、その時にも役立つかもしれません。
ニュースが起きた時でも、どうしてそんなことが起きたのか背景を語ることもできるので、少し教養ある人と思われると思います。
歴史好きの人となら話が盛り上がれるので、趣味としてもいいです。
僕が実際に読んだことあるおすすめの世界史の本を3冊紹介
紹介する本は以下の通りです。
- ゆげ塾の構造がわかる世界史(マンガ)
- 一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
- 世界史の真相は通貨で読み解ける
どれも僕が実際に読んだものなので参考にしてください。
ゆげ塾の構造がわかる世界史(マンガ)
世界史がどうしても苦手なら、まずはマンガから入るといいです。
本書はわかりやすいマンガで世界史の大きな流れを解説しているので、とてもわかりやすいです。
マンガなら1日で読めると思うので、世界史の流れを大雑把につかみたい方におすすめです。
本書の冒頭でいきなり坂本龍馬が出てくるのは、うまく興味付けできているなと思いました。
マンガで世界史の流れを理解したら、テキストに入ればいいと思います。
一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
ムンディ先生という公立高校の先生が書いた本ですが、とてもわかりやすく書かれています。
本書の大きな特徴としては年号が一切登場しないことです。
年号が出てくると頭の中がごちゃごちゃして何がなんだかわからなくなりますからね。
思い切って年号を省いたのはすごく画期的だと思いました。
他にも大航海以前の歴史に関しては、
- ヨーロッパ
- 中東
- インド
- 中国
と4つの地域に分かれて解説されているので、混乱もしにくいです。
それぞれの地域をバーっと解説してから、大航海時代から全てが1つにまとまっていく感じです。
文化史やアフリカの歴史など細かい部分は解説されていませんが、世界史の大きな流れを知りたい人におすすめの本です。
これ一冊読めば世界史の基本的な部分は抑えられると思います。
こちらの記事でも本書について詳しく解説しているので参考にどうぞ。
大人が世界史を学び直しするのに最適な本を1冊だけ紹介します
世界史の真相は通貨で読み解ける
お金は歴史において重要なキーワードで、興味のある人も多いと思うので紹介していきます。
こちらの本は通貨の歴史について書かれた本です。
どの時代からお金を使われてきて、どういう風に進化してきたのかがコンパクトに解説されています。
最初の頃では、銀地金や宝貝などがお金の代わりとして流通して、世界で始めての通貨が現在のトルコあたりで作られたとあります。
それから様々な経緯で紙幣が誕生したり、国債や手形などが生み出されたりもしました。
どうして現在のような通貨制度になったかもわかるので、金融リテラシーも上がると思います。
お金がなくなったせいで滅んだ国家もたくさんあるので、本当にお金は重要だなとわかります。
世界史がどうしても苦手なら大航海時代から勉強するのがおすすめ
どうしても世界史が苦手なら大航海時代から勉強するのがおすすめです。
年号で表すとおおよそ西暦1,500年代くらいです。
その辺からヨーロッパを中心として世界が一体になっていくので、わかりやすいと思います。
現在存在している国(フランス、イギリス、スペインなど)もたくさん出てくるのでイメージもしやすいですからね。
その辺からバーっと近代まで読み進めればなんとなく現代の世界情勢も見えてくると思います。
その後、興味があれば古代や中世の歴史を勉強していけばいいです。
この記事を通して少しでも世界史に興味持ってくれる人がいれば幸いです。