なぜフリーターが就職しないのか気になる人「フリーターってなんで就職しないのかな?正社員になった方が将来安心できるのに」
「やっぱり正社員になれないからフリーターやっているのかな?」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 30代フリーターの僕がなぜ就職しないのか?その理由を5つ解説
- フリーターを続けることに関してよくある質問
- フリーターだけしていればいいとは全く思っていない
この記事を書いている僕は30代のフリーターです。
過去に3年間ほど正社員で働いていましたが、嫌気がさして辞めた過去があります。
今ではフリーター生活を9年間ほど続けていますが、正社員に戻ろうと思ったことはありません。
この記事ではそんなフリーターの僕がなぜ就職しないのかについて、独断と偏見で語っていきます。
あくまで僕個人の意見なので、人によっては合う合わないはあると思います。
なので、参考程度に読んでいただければ幸いです。
フリーターの僕がなぜ就職しないのか理由を5つ解説
フリーターの僕がなぜ就職しないのか理由を5つ解説していきます。
解説する内容は以下の通りです。
- 正社員にトラウマがあるから
- 精神的に気楽だから
- 1日の拘束時間が短いから
- いつでもすぐ辞めやすいから
- 正社員以外で生計を立てられる道を目指しているから
どれも僕自身が本気で思っていることです。
正社員にトラウマがあるから
これが1番大きな原因かもしれません。
僕は過去に3年間ほど正社員として働いていたのですが、その仕事が本当にきつくて仕方ありませんでした。
- 毎日上司から怒鳴られまくる
- 仕事の責任が重い
- 仕事が全然できるようにならない
- 忙しい時だと毎日深夜帰りが当たり前
- サービス残業が多い
- お客さんからも怒鳴られる
ざっと書きましたが、ここでは書ききれないくらい嫌なことがあったわけです。
会社行く前にお腹が痛くなったり、仕事中もずっと神経をピリピリさせていました。
僕にとっては、「正社員=恐怖」という感じが根付いてしまったわけです。
流石にこれはもう限界かなと思い、仕事を辞めることにしました。
これに関しては、
「甘えんな。誰でも嫌なこと我慢しながら働いているんだぞ」
という意見もあると思いますが、正直精神をすり減らしてまで働きたくないのが僕の本音です。
今はフリーターになってしまいましたが、会社辞めたことは後悔していません。
精神的に気楽だから
フリーターは給料も安く、社会的な信用も低いですが、精神的に気楽なのがメリットです。
仕事の責任も軽く、いつでも気軽に辞められる点もいいですね。
精神的に余裕があると、今後のことについても落ち着いて考えられますから。
人って不安な状態だと「戦うか逃げるか」の2択しか考えられなくなるので、視野狭窄になってしまいます。
僕が正社員の時も、そのまま我慢して仕事を続けるか、辞めるかしか考えられなかったので本当に追い詰められていたと思います。
働いている時間だけでなく、休みの日もずっとそんなことばかり考えていて精神的に病んでいました。
バイトならそこまで精神が追い詰められることもないので、ゆるく続けられていますね。
気持ちに余裕があるおかげで、副業にチャレンジしたり、勉強したりできるのでフリーターも悪くないと思います。
1日の拘束時間が短いから
1日の拘束時間が短いのもフリーターのいいところです。
正社員だったらフルタイムいっぱいまで働かないといけないので、1日の拘束時間も長いです。
さらにブラック企業とかだと平気でサービス残業とかやらせてくるので、自由時間が全くなくなります。
バイトだったら、1日5~6時間だけ働くこともできますし、サービス残業をやらされることも少ないです。
休みに関して言えば、正社員の方が長期休暇とかもあるのでいいと思いますが、個人的には長い休みよりも1日の拘束時間が短い方が好きです。
1日の働く時間が短ければ、自分のやりたいことに時間が使えるのでわりと充実しています。
いつでもすぐ辞めやすいから
バイトは正社員と違いいつでもすぐ辞められるのがいいですね。
僕は正社員辞める時すごく面倒くさかったのを覚えています。
- 上司に辞めると言いづらい
- 引き継ぎをしないといけない
- 忙しい時に辞めるとか口が裂けても言えない
- 書類上の手続きが面倒くさい
- 職場の人たちからあーだこーだ言われる
など色々面倒くさいことがあったわけです。
特に上司に「会社辞めさせてください」というのが怖くてなかなかいいだせなかったです。
辞めるなんて言ったら、どんなことを言われるのか想像しただけで恐怖でしたからね。
ですが、ある日吹っ切れて退職願いを上司に渡して2ヶ月ほどで辞めることができました。
辞めることができた日のことは今でも覚えていて、とても清々しく気持ちよかったです。
バイトなら辞めること前提で雇われていますし、引き継ぎとかもあまりないので楽ですね。
この仕事を辞めやすいっていうのは、思っている以上に大きなメリットだと思います。
正社員以外で生計を立てられる道を目指しているから
僕は正社員以外で生計を立てる道を目指しているのも、就職しない大きな理由です。
最初の方に言ったように正社員にトラウマがあるのもそうですが、もともと僕は組織で働くのが苦手な人間です。
大勢の人とコミュニケーションをとったり、チームプレイするのが昔からうまくできなくて悩んでいました。
会社でも色々な人と連絡を取りながら進めていく作業ができなくて、よく上司に怒鳴られていましたね。
ですが、個人で黙々と続けていく作業なら得意で好きでした。
例えば、ブログとかYouTubeとかWEBライターとかも、個人でコツコツやる作業なので長続きできています。
まだまだ稼げてはいませんが、これからも地道にやっていくつもりです。
最終的には、月5~10万円くらいフリーランスとして稼いで、残りはバイトと株式の配当金で生活していくのが夢です。
フリーターを続けることに関してよくある質問
ここからは、フリーターを続けることに関してよくある質問に3つほど答えます。
答える内容は以下の通りです。
- 将来の不安はないの?
- 同年代と比較して劣等感はないの?
- バイト先に居づらくならないの?
どれもあるあるの質問だと思うので、参考になると思います。
将来の不安はないの?
正直いうと、あります。
お金のことであったり、福利厚生のことであったり、老後の心配とかいくらでもあります。
ですが、将来の不安について悩み続けても解決はしません。
なので、色々な対処法を考えています。
例えば、
- 読書して知識を増やす
- 副業にチャレンジして収入を増やす
- 株式の長期投資をする
- 貯金はしっかりする
- 無駄遣いは極力しない
- 価値観の近い人と仲良くする
など色々と行動はしています。
行動をし続けていれば、未来に希望を持つことができるので多少は不安が和らいでいます。
同年代と比較して劣等感はないの?
これに関して言えば、あまり感じたことはありません。
というよりも、できるだけ同年代が活躍している情報を見ていないのが大きいと思います。
SNSはほとんど見ないですし、同窓会とかも行ったことありません(というよりも誘われない)。
そういうところに行っても、嫉妬したり自慢話しを聞かされたりするので僕にとってはいいことないですからね。
なので、鼻から自分が否定的な感情を持ちそうなことには近づかないのが1番だと思います。
そうすれば劣等感を持つことも少なくなりますから。
バイト先に居づらくならないの?
正直、居づらいと感じることはありますね。
若いうちはあまり気にしなかったですが、年を取るごとにいつまでこんな生活を続けているんだと思えてきます。
バイト先の人からしても、「なんでこの人正社員にならないのかな?」、「絶対あんな人にはなりたくないな」と思われているかもしれません。
ただ、基本的に人って自分のことにしか興味ないので、なんとも思われていない可能性が高いです。
なので、僕はあまり気にしないようにはしています。
仮に何か聞かれたら、
「実はネットでもお金を稼いでいて、バイトは不足した生活費を補うためにやってます」
的な感じのことを話して、うまく逃げています。
ぼーっとフリーターを続けている印象を持たれると、あまりいい風に見られませんからね。
嘘をつくのはよくないですが、バイト以外でも何かしているアピールをするとバイト先にも居やすくなります。
フリーターだけしていればいいとは全く思っていない
最後になりますが、僕はフリーターだけしていればいいとは全く思っていません。
いつまでもフリーターを続けられるとは思っていませんし、いつかは辞めないといけないとも思っています。
バイトは肉体労働や単純労働が多く、ぶっちゃけ誰でもできる仕事なので、そのまま何もせずに過ごすのは危険ですからね。
バイト以外の時間は、勉強やスキルアップ、資産運用など色々な挑戦をしています。
ただ、人生は1度しかないので将来の心配ばかりして過ごすのもどうかと思います。
自分のやりたいことをやらずに生きていても面白くないですからね。
今の生活を続けて、将来的に後悔するかもしれませんが、それは自己責任として受け止めるつもりです。
もちろん後悔しないように日々を精一杯生きていくつもりではあります。
僕は最低限の欲求でそこそこ豊かに暮らせれば満足できるので、その世界を目指して頑張っていこうと思います。