【日本株】単元未満株のデメリットを3年以上やってきた僕が語る
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こんにちは、ヤマモトです。

僕はフリーターをしながら株式投資をしている人間です。

投資歴は3~4年ほどですね。

今のところ順調に資産は増えています。

僕は新NISAを利用して、

  1. インデックス投資(つみたて投資枠)
  2. 高配当株投資(成長投資枠)

    を行っています。

    使用している証券会社はSBI証券です。

    日本の個別株も買っており、50~60社くらい保有しています。

    とはいっても、僕は単元未満(1株単位)で買っているため、金額は大したことありません。

    *日本の株式投資では単元株(100株単位)で買うのが一般的です。

    今回は、僕がその単元未満株での投資を3年以上続けて思ったことを話していきます。

    1株単位で買えるのは資金が少ない人には大きなメリットですが、実はデメリットもあるんですよ。

    それを今回、しっかり話していきます。

    日本の高配当株投資に興味ある人の参考になれば幸いです。

    先に単元未満株のメリットから話していこうと思います。

    *単元未満株は新NISAにも対応しています。

    *この記事のデータは2024年3月時点のものです。

    本記事の内容

    • 単元未満株のメリット
    • 単元未満株のデメリット3選
    • 僕はこれからも単元未満株を買っていく

      単元未満株のメリット

      少ない資金でもポートフォリオを組めるのが、1番のメリットです。

      単元未満なら、30~50万円くらいしか資金なくても余裕で始められます。

      ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのことです。

      そして、ポートフォリオを組むとは、個別株でいうと銘柄の構成比率をどうするかという話です。

      例えば、

      • 食料品3割
      • 金融2割
      • 医薬品1割
      • 不動産1割
      • 建設2割
      • 小売1割

        *これはあくまで例題であって、この比率をおすすめしているわけではありません。

        みたいな感じで、どういう構成比率にするか考えることです。

        カンタンにいうと業種の偏りがないようにバランスよく分散させていこうぜという話です。

        単元の100株単位でポートフォリオを組むのは、相当資金力ないと無理です。

        銘柄によっては、1銘柄で数百万円を超えることもありますから。

        例えば、

        キーエンスを100株単位で買うと約700万ないと買えません。

        ファーストリテイリング(ユニクロ)だと約420万。

        半導体製造装置で有名な東京エレクトロンだと約370万。

        *2024年3月時点の情報です。

        こういう時価が高い株を買うと、1銘柄だけでポートフォリオの大半が埋まってしまいます。

        まあ大体の銘柄は、100株単位でも数万~数十万で買えるのが多いです。

        それでも、ポートフォリオを組むには3,000~5,000万円くらい資金が必要かなと僕は思っています。

        少なくとも資金が1,000万円以下の人は単元未満からスタートするのがいいと思います。

        それと1株単位で、銘柄の買い増しができるのも単元未満のメリットですね。

        「100株買い増すのはちょっと、、、でも5株なら買ってもいいか」

        とか微調整できるのもいいです。

        単元未満株のデメリット3選

        紹介する内容は以下の通りです。

        1. リアルタイム取引ができない
        2. 株主優待を受けられない
        3. 取り扱っていない銘柄もある

          順番に解説していきます。

          リアルタイム取引ができない

          東証は平日9:00~11:30(前場)、12:30~15:00(後場)に開いています。

          100株単位なら東証が空いている時間なら、リアルタイムで取引できます。

          成行注文なら即座に約定(取引が成立すること)できます。

          ですが、単元未満株は市場でリアルタイム取引ができません。

          *楽天証券のかぶミニなら一部の銘柄がリアルタイム取引できます。

          3つのタイミングでしか約定できないのです。

          *SBI証券のS株サービスです。

          当日の、

          0:00~7:00に注文を出せば9:00に約定。

          7:00~10:30に注文を出せば12:30に約定。

          10:30~13:30に注文を出せば15:00に約定。

          こんな感じです。

          わかりにくいかもしれませんが、何回も注文していれば自然と慣れます。

          注文を出してから少し時間をおかないと約定できないのが嫌ですね。

          もし注文を出している間に、株価が急騰とかしたら、高値掴みをしてしまうリスクがあります。

          まあ、なかなかそういう場面に遭遇することはないと思います。

          長期で運用する人ならさほど影響はないでしょう。

          僕も今のところ困ったことはそれほどないです。

          ただ、デイトレードなど短期売買したい人には致命的なデメリットかもしれません。

          *ちなみに僕はデイトレードを全くおすすめしていません。

          株主優待を受けられない

          銘柄にもよりますが、単元未満だと株主優待を受けられないケースが多いです。

          *1株でも優待を出している会社もある。

          基本的に100株以上、保有していないと優待をもらえない銘柄が多いです。

          優待狙いで投資を考えている人は残念な情報だと思います。

          株主優待は、QUOカードとか商品券とか色々もらえますからね。

          ただ、個人的に優待制度には反対なんですよね(株主優待がこんな盛んなのは日本だけ)。

          優待を出すお金があるなら配当金を増配してくれと思っています。

          商品券やQUOカードより、現金をもらえた方が嬉しいですよ。

          最近は優待制度を廃止する企業も増えてきているみたいなので、いい傾向だなと思います。

          取り扱っていない銘柄もある

          証券会社によっては、単元未満株を取り扱っていないことがあります。

          取り扱っていたとしても、全銘柄が対象となっていないケースがあります。

          例えば、ネット証券大手の楽天証券は全ての銘柄を扱っていません。

          2024年2月5日時点の情報では、

          • 寄付銘柄数1,575
          • リアルタイム銘柄数736

            となっています。

            東証全体のうち1,575銘柄しか対応していないのです。

            *2024年3月時点では約4,000社が東証に上場しています。

            リアルタイム取引ができる銘柄が736あるのは嬉しいですが。

            それでも銘柄数が少ないのが難点です。

            宣伝ではないですが、僕が使っているSBI証券は東証全銘柄が対象です。

            SBIか楽天で迷っている人も多いと思いますが、単元未満で取引したいならSBI証券がおすすめですね。

            SBI証券のS株サービスなら売買手数料も無料ですから。

            僕はこれからも単元未満株を買っていく

            僕は何千万も資金がないので、これからも単元未満で買っていきます。

            少なくとも新NISAの成長投資枠1,200万が埋まるまでは、単元未満で行きます。

            日本もアメリカみたいに1株単位がデフォルトならいいんですが。。

            日本はまだまだ投資環境が遅れているなと思いました。

            まあ昔に比べたらだいぶマシになりましたけどね。

            これからも、もっと投資環境がよくなればいいなと思います。

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