こんにちは、ヤマモトです。
今回は、「フリーターから大学受験に挑戦した人の話が聞きたい人」に向けて記事を書いていきます。
本記事の内容
- フリーターから大学受験を目指した男の話
- フリーターから大学受験に挑戦して得られたもの
- 一度何かに本気に取り組む経験はしといた方がいい
この記事を書いている僕は、27歳の時、フリーターから大学受験に2回挑戦した男です。
受験の合否がどうなったのか結論から言うと、見事に失敗しました。
しかし、得られたものもあるので受験に挑戦したこと自体は後悔していません。
この記事では、僕が受験に挑戦したきっかけから、受験終了までを体験談として書いています。
残念ながら成功談を話すことはできませんが、少しでもフリーターから受験を考えている人の役に立てれば幸いです。
補足
動画でも解説しています。
テキストを読むのがめんどくさい方はこちらをどうぞ。
テキストよりも感情的な部分が伝わると思うので、時間があればぜひ聞いてみてください。
フリーターから大学受験を目指した男の話
僕はフリーターから大学受験を目指した男です。
目指していた大学は理系の国立大学でした。
明確にどの大学にするのかは決めてはいなかったのですが、とりあえず理系分野の世界に進みたいと考えていました。
僕がフリーターから大学受験を目指したきっかけ
僕が大学受験を目指したきっかけは2つあります。
1つは、僕は高卒で就職していたため大学に少なからず憧れがあったこと。
2つ目は、一時期図書館で本を100冊くらい読んで、勉強意欲に火がついたことです。
このままフリーターをダラダラ続けていてもどうせ未来はないし、ちょっとやってみるかと軽い気持ちで大学受験に挑戦することとなりました。
2年間受験勉強した
僕が大学受験に挑戦した期間は2年間でした。
わりと本気で勉強していたので、結構苦しかったですね。
1年目はバイトしながら独学で勉強していた
1年目は、バイトしながら独学で勉強していました。
近所のTUTAYAに行って、参考書を山のように買ってきてとにかく猛勉強です。
バイト終わってから毎日4~5時間はやっていたと思います。
勉強方法は参考書に書いてある内容をひたすら書き写すというものすごく効率の悪いやり方でした。
書きまくると手が疲れてめっちゃ勉強した気にはなるのですが、問題は全く解けません。
しかし、完全独学でやっていたので間違った勉強をしていることに全く気づきませんでした。
気づいた時には、すでに9月くらいになっていたのでこれはもう無理だなと思い始めましたね。
そんなこんなで月日は流れ、いよいよセンター試験本番を迎えることになります。
ぶっちゃけどうせ無理だから受けるのやめようかなとも思いましたが、試験の雰囲気だけでも知っておこうと思い会場に足を運びました。
あまりの混雑ぶりに正直、びっくりしましたね笑
結果は惨敗だった
センター試験の結果は惨敗でしたね。
かろうじて社会が多少できたくらいで他の科目は絶望的でした。
特に数学がわけわからん状態で、適当に数字を塗りつぶしていましたね。
なので時間が余りまくってヒマでしょうがありませんでした。
まあ、ダメもとで挑戦したので落ちたショックはほとんどなかったです。
今度は予備校に通ってしっかり勉強しようと思い、2年目も受験にチャレンジしようと決意しました。
2年目から予備校に通った
2年目からは、予備校に通って勉強しました。
今度は超真剣モードで勉強に取り組みましたね。
ここで自分のあまりの学力の低さに絶望することになるんですがね。。
僕はすでに28歳だったので、周りの子は10歳くらい下の子ばかりでした。
しかし、勉強は僕よりも圧倒的にできる子が多くて、ビックリしました。
しかも10代にも関わらず吐くほど勉強している子もいたので、自分はどんだけ甘えているんだよと思いましたね。
ちなみに僕が同じくらいの歳の頃は、全く勉強もせず適当に生きていました。
一応僕と同じ年齢の人もいましたが、医学部を目指しているようでした。
社会人になってから再受験する人は予想していたよりは少なくないみたいですね。
授業に全くついていけず心が折れそうになる
僕は一番下のクラスにいたのですが、それでも授業についていくのがやっとでした。
特に理系科目が難しくて、理解するのがやっとでしたね。
独学で勉強していた時と比べて、いかに自分が効率の悪い勉強をしていたのかも身にしみました。
予備校は休まず通い、夏期講習も受けたのですが、全く学力が上がらず心が折れそうになります。
さらに最悪なことに僕は自分の実力を知るのが怖くて、模試とかも全く受けてこなかったんですよ。
一応予備校から強制的に参加させられる模試は受けたのですが、それ以外は全く受けていません。
結局月日だけが流れて、センター試験本番を迎えます。
1年目の時に比べれば、少しマシになったのですが、残念ながら受験は失敗します。
この時は超悔しかったです。
学力は全く上がりませんでしたが、勉強自体は真剣に取り組んでいたので挫折感も半端なかったです。
結局、2年に渡る受験生活はここで終止符を打つことになります。
何もやる気なくなりプチ引きこもりに
受験に失敗し、全てのやる気をなくした僕はプチ引きこもりになりました。
その時の僕は、人生を諦めたような虚ろな目をしていましたね。
いい大人が恥ずかしいのですが、こたつにうずくまってふて寝していました。
結局、受験は完全に諦めてフリーターに戻ってしまいましたね。
本当になんの成果もあげられずに終わってしまったわけです。
ただし、僕は受験に挑戦したことを後悔していません。
なぜなら得るものもあったからです。
フリーターから大学受験に挑戦して得られたもの
僕がフリーターから大学受験に挑戦して得られたものは下記の通りです。
- 忍耐力
- 継続力
- 勉強の大切さに気づいた
- 話のネタになった
特に忍耐力や継続力が身についたのはとても大きな収穫でした。
僕はもともと、すぐに諦めていつも途中で投げ出してしまう人間でした。
しかし、この受験を通して長期的に一つのことに取り組む重要さを学ぶことができたんです。
それがブログやYouTubeなどを継続することに繋がって、ブログは300記事以上、YouTubeは200本以上更新することができています。
受験に挑戦していなかったら恐らく途中で心が折れていたと思います。
それを考えると受験は僕の人生を変えてくれたと言っても過言ではありません。
一度何かに本気に取り組む経験はしておいた方がいい
人生において何かに本気で取り組む経験はしておいた方がいいと思います。
それは、大学受験でも資格試験でも構いません。
失敗したら、お金も手に入らないし世間からは敗北者と思われるかもしれません。
しかし、結果がどうであれ自分の人生の役に立つことは間違いないと思います。
挑戦すると否定する人は必ずでてくるので、思いとどまってしまう人も多いですが、僕はやりたいことがあるならガンガン行動すればいいと考えています。
もしあなたが大学受験に挑戦しようと考えているなら挑戦してみればいいと思います。
僕は失敗しましたけれど、成功している人も中にはいますからね。
悔いの残らない人生を歩むためにも、ぜひチャレンジしてみてください。