つみたてNISAを続けるべきか?
こんにちは、ヤマモトです。
僕はつみたてNISAを利用してS&P500に投資しています。
つみたてNISAは確かに初心者でも始めやすいですが、正直僕にはあまり合わないかなと思いました。
僕は高配当株投資もやっていますが、そっちの方が自分には向いている気がします。
そこで今回は、つみたてNISAと高配当株投資を両方やっている僕の胸の内をさらけ出します。
つみたてNISAでの投資に疑問を思っている方に参考になると思うので、どうぞお付き合いください。
本記事の内容
- 高配当株投資の方が自分には向いていると思った【両方やった結果】
- つみたてNISAを使った投資のデメリット4選
- 一般NISAへの切り替えも検討してみようと思う
高配当株投資の方が自分には向いていると思った【両方やった結果】
個人的には高配当株投資の方が自分には向いていると思います。
つみたてNISAでの投資は時間かかりますし、何より生活がよくなる実感が湧きにくいからです。
つみたてNISAは、最低でも20年くらいは投資しないと大きく増えないので、そこまではひたすら忍耐が求められます。
しかも毎月キャッシュフローが減っていくので、それもなんか苦しく感じます。
収入が高い人ならたいして気にならんと思いますが、僕みたいな年収200万円以下のフリーターには結構つらいです。
それに比べて、高配当株投資は配当金を受け取ることができますし、投資タイミングを自分で決められるので楽しいですね。
銘柄も自分で調べて買っていくので、経済の勉強にもなりますし。
最近も、会社四季報を買ってお宝銘柄を発掘しております。
つみたてNISAでの投資には銘柄分析などしなくてもいいので、楽っちゃ楽ですがね。
ただ、銘柄分析もやってみると結構面白かったりします。
- 「あ、この会社こんなに儲かっているんだ」
- 「ヘ〜こんな会社あるんだ」
- 「というか日本だけでもこんなにたくさんの会社あるんだな」
という発見もあります。
こういう楽しみ方も含めて、高配当株投資の方が僕には向いているかもしれません。
つみたてNISAでの投資は確かに1つの選択肢としては全然アリだと思います。
時間を分散して投資すれば、大きく儲かることはないけれど、大きく損することもありませんから。
PERとかROEとか営業利益率とかそういう指標も気にしなくてできるため、投資初心者には向いていると思います。
ただ、僕は株式投資をもっと楽しみたくなってきました。
これはお金を増やすだけでなく、もっと世の中のお金の流れを知りたくなったのもあります。
会社を分析すればどこが儲かっていて、どこが儲かっていないのもわかりますからね。
そういう意味も含めて、これからも高配当株投資をメインでやっていこうと思います。
つみたてNISAを使った投資のデメリット4選
ここからは、つみたてNISAのデメリットだと思われる部分を話していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- 時間がめちゃかかる
- 投資している実感が湧かない
- 投資信託しか買えない【2022年7月時点では】
- 元本ごと売却しないと利益が得られない
順番に解説していきます。
時間がめちゃかかる
つみたてNISAでの投資は時間がめちゃかかります。
普通に20~30年くらいかかると思うので、かなりの忍耐力を要求されます。
僕は今35歳なので、おそらく50~60歳にはなっているでしょう。
そこまで待てるのかと言われたら、ちょっと難しいなと思いました。
つみたてNISAの投資はまさに老後資金を確保する目的ですからね。
積み立て投資は確かにわかりやすくていいですが、あまりに時間かかるのが大きなデメリットです。
投資している実感が湧かない
つみたてNISAはほったらかしでできるため投資している実感が湧きません。
分配金も自動で再投資されるので、証券会社の画面を見る必要がありませんからね。
実際に僕も、2~3ヶ月に1回確認するかしないか程度です。
逆に言えば、あまり値動きを気にしなくなるので落ち着いて入られますがね。
ただ、それが楽しくないんですよ。
さらに毎月キャッシュフローが減っていくのも嫌な気分になりますしね(人によるけれど)。
高配当株投資の場合、自分で投資タイミングを決めて、配当金も受け取れるので投資している実感が湧きます。
個人的には、暴落時に一気に資金を突っ込む方が好きですね。
投資を楽しむのも長続きするコツだと思うので、僕は高配当株投資もありだと思っています。
投資信託しか買えない【2022年7月時点では】
これから先、制度改革されるかもしれませんが、2022年7月時点では投資信託しか買えません。
これもつみたてNISAのデメリットです。
一般NISAなら個別株やETFなど幅広い商品を買えるんですがね。
*その代わり一般NISAは非課税期間が5年しかありません。
まあ投資信託一本にした方が投資初心者の人にとってわかりやすいのでいいのかもしれません。
ただ、個人的にはもっとたくさん選べるようになると嬉しいですね。
特にETFが買えるようになるとありがたいです。
ETFは市場価格でしか買えませんが、手数料が超安いですから。
例えば、S&P500に連動したETFのVOOは年間の経費率が0.03%ですからね。
僕が現在購入しているS&P500に連動した投資信託は隠れコストとかも含めると0.11%くらいです(それでも十分安い)。
長期で積み立てるなら手数料にかかるコストはできるだけ低くしたいです。
元本ごと売却しないと利益が得られない
つみたてNISAで買える投資信託は分配金が再投資される商品が多いです。
そのため分配金を直接受け取ることができません。
つまり投資元本ごと売らないといけないわけです。
これが結構な心理的ハードルになるんですよね。
仮に売ろうと思ったタイミングで大暴落が起きたら、売るに売れなくなります。
そうやって売るタイミングを逃してしまうと、非課税期間が終了してしまいます。
将来の株価がどうなっているかなんて誰にもわかりませんから、自分の都合よく売却できないかもしれません。
毎年4%ずつ売却する4%ルールという方法もありますが、これもなかなか難しいですよね。
毎年少しづつ資産が減っていくのを見るのは不安ですから。
そもそも僕は一度買った株をあまり売りたくないので、投資元本を切り崩すのはちょっと嫌ですね。
非課税期間が永遠で、分配金の受け取りもできるようになれば最高なんですが。。
残念ながら今のところそういう制度にはなっていません。
一般NISAへの切り替えも検討してみようと思う
まだわかりませんが、もしかしたら一般NISAに変更するかもしれません。
一般NISAなら投資信託以外も買えますし、配当金を非課税で受け取ることもできます。
さらに日本の単元未満株でもNISAの対象らしいので、十分活用できると思います。
ただ、一般NISAは改悪されて使いにくくなるのがネックですね。。
まあ、あくまでも検討するといったところです。
今のところつみたてNISAと高配当株投資の二刀流でやっていこうと思います。
まだまだ僕の投資キャリアは浅いので、もっと経験値を上げていきたいです。
そうすればまた考え方も変わってくるかもしれませんからね。