貯金だけしているのはリスクある。
こんにちは、ヤマモトです。
僕は株式や債権に投資したり、外貨預金などをしている人間です。
昔は貯金が100%安全だと思っていましたが、投資するようになってから考えが変わりました。
特に最近は物価上昇や円安になったり、何かと不安なことも多いですからね。
それもあって、貯金は最低限だけしてあとは投資に回そうと思っています。
この記事では、貯金や資産運用に関してあれこれ語っているので、どうぞお付き合いください。
本記事の内容
- 昔の僕は貯金が最も安全だと思っていた
- 僕が保有している円預金以外の資産
- ただし資産運用は損するリスクもあるので注意
昔の僕は貯金が最も安全だと思っていた
昔の僕は貯金が1番安全だと思っていました。
とりあえず貯金しておけばいざという時の備えになるし、安心できるという思いからです。
その考えは半分正解でしたが、半分間違っていると最近気づきました。
日本の銀行に預けていても、お金は全く増えませんし、物価が上がるとお金の価値が下がるからです。
この記事を書いている2022年6月時点では、原材料費の高騰と円安の影響で物の値段がどんどん上がっています。
仮に100万円を金利0.001%の銀行に預けても10円しか増えないのに対し、
物価が1%上がれば、1万円お金が減ることと同じような感じになります。
つまり銀行に預けっぱなしにしていると、年々お金が減るようなものです。
かといって給料が増えるわけでもないので、生活はどんどん苦しくなります。
このまま何もせずにただただ貯金ばかりしていると、損する可能性もあるとわかりました。
投資をしてから金融リテラシーが大幅に上がった
僕が貯金が1番安全だと思わなくなった理由は、投資を始めたのが大きいです。
投資を始めてから、お金が増えたのはもちろん、様々な金融知識が身につきました。
一例をあげると、
- 日経平均225
- NYダウ
- S&P500
- 為替レート
- 金利の計算
- 株と債権の違い
- 貸借対照表
- 損益計算書
などの意味はわかりました。
投資を始める前はチンプンカンプンだったのですが、今ではよくわかります。
金融知識は学校で教わることがほとんどないため、実践を通して身についたのは大きいです。
投資は基本的に元本保証されていないので、損するリスクもあります。
実際に短期売買などにハマって損している人もたくさんいますからね。
そのため、投資は危険なものという印象が日本人の中に根付いているのではないでしょうか。
ただ、やり方次第では一般人でもそれなりにお金が増やせると思います。
例えば、
- 長期で運用する
- 年利3~5%くらいを目標にする
- しっかり銘柄を分散させる
- 会社四季報などを読む
- 短期で大きく儲けようとは思わない
- 株価が割安になったら買う
この辺を守っていれば、損するリスクも少ないと思います。
僕は投資歴1年8ヶ月くらいですが、今のところ含み益を含めると20万くらいはプラスにできましたからね。
もちろんたまたま調子のいい年だったのもあるため、このまま資産が順調に増えるとは思っていません。
どこかで暴落に巻き込まれる可能性も十分ありますからね。
ただ、投資は適切にやればお金を増やしてくれることはわかりました。
それが僕の貯金だけしていればいいという考えを変えてくれたわけです。
お金を積極的に増やさないのもリスク
他にもお金を積極的に増やさないリスクにも気づきました。
例えば、貯金が1,000万あるとします。
それを年利3~5%で運用すれば年30~50万が毎年入ってくる計算です(税金は除く)。
それだけのお金が入ってくれば、間違いなく生活は楽になりますよね。
家賃も数ヶ月払えますし、通信費も余裕で払えます。
万が一、会社をクビになったとしても、収入が0になるわけではないので心の余裕も出てきます。
とりあえずバイトで月8~10万くらい稼げば、1人なら生活できますからね。
さらに年数を重ねると、この恩恵はさらに大きくなります。
仮に年30万の配当収入だとすれば、
- 1年で30万
- 5年で150万
- 10年で300万
- 20年で600万
- ・・・
このように単利でも20年で600万お金をもらえる計算です。
さらに配当金を再投資して複利で20年運用すると、806万ほどお金をもらえます。
これだけもらえると、老後の資金問題もなんとかなりそうですね。
貯金しているだけの人の場合、おそらく10年後、20年後も1,000万のままだと思います。
むしろインフレの影響でお金の価値が下がり、今の1,000万は10年後には900万の価値しかないかもしれません。
つまり何もしなかった結果、損する可能性もあるわけです。
僕が保有している円預金以外の資産
参考までに、僕が保有している円預金以外の資産を公開します。
僕が持っている資産の内訳は以下の通りです。
- 日本株
- 米国株ETF
- 米国債権ETF
- 投資信託(つみたてNISA利用)
- 米ドル(外貨預金)
- ブログ
このように色々な資産を持っています。
この中では株が資産のほとんどを占めています。
大雑把に計算すると30~50万くらいは投資しているといった感じです。
まだまだ円預金の比率が高いので、もっと投資したいと思っています。
ただ、株価がもっと下がってから大きく投資していきたいですね。
つみたてNISA(株の利益が非課税になる制度)に関しては、株価に関係なく毎月コツコツ買っています。
ちなみに買っている銘柄はS&P500の指数に連動した商品です。
ブログに関しては、資産に含めていいのか迷いましたが、一応収益があるので紹介しました。
ブログは1度収益が上がれば、多少サボっても毎月お金が入ってきますからね。
株の配当金と似たような側面もあるわけです。
こんな感じで僕は円預金以外にも資産を増やしています。
ただし資産運用は損するリスクもあるので注意
先ほどまで資産運用のいいことを紹介しましたが、、、
損するリスクもあることだけは注意してください。
特に短期間で大きく儲けたいと思っている人は、高確率で失敗すると思います。
あくまでも長期で見て、数%ずつ資産を増やしていくことを僕はおすすめします。
それと勉強もきちんとしましょう。
勉強方法としては、書籍やYouTubeを使えばいいと思います。
わざわざ高いマネーを払って、投資セミナーとかに行く必要はありません。
そんなお金があるなら、実際に投資してみた方が勉強になりますから。
それと最初は少額から投資を始めるといいでしょう。
とりあえず10万円もあれば年2,000~3,000円くらいは増やせるでしょうから。
「たった、それだけしか増えないの?」
と思うかもしれませんが、最初は値動きに慣れたり、お金を増えるのを実感するのが大事です。
慣れてきたら徐々に投資金額を増やせばいいです。
とにかく最初から欲をかきすぎずに少しづつやっていくのが大事ですからね。
最低限の貯金はあったほうがいい
それと投資を始めるなら、最低限の貯金はした方がいいです。
「貯金に否定的なことを書いているくせに、貯金が必要なのかよ」
と思われるかもしれませんが、やはり最低限の貯金は要ります。
貯金のいいところは、何か問題が起きた時にすぐ使えるからです。
最低限の貯金はいくらくらいかというと、200~300万もあれば独身なら大丈夫だと思います。
理由は1年くらいニートになっても、生きていけるくらいの金額ですから。
それくらい蓄えておけば、いざという時の備えとしては十分でしょう。
貯金があれば、投資が不調の時でも心の余裕も保てますからね。
僕も貯金があるおかげで、株で含み損が出ても落ち着いていられます。
そのおかげで今のところ、なんとかパニックにならずに儲かっています。
これから先の時代、自分で考えて資産運用できないといけない時代になっていくと思います。
このまま貯金100%だけしていても、生活は苦しくなっていくと思うので、資産運用スキルは必須です。
最初は抵抗あるかもしれませんが、少しづつ勉強していって、挑戦していけばいいですよ。
僕も資産運用してから明らかにマネーリテラシーは上がってのでおすすめです。