逆張りは思考停止状態。
こんにちは、ヤマモトです。
僕は株式投資をやっているのですが、逆張りすればいいやという考えはすごく危険だと思います。
というのも僕自身、そういう安直な考えで14万円くらい損失を出した過去があるからです。
そういうわけで、今回は逆張りの危険性について熱く語っていきたいと思います。
本記事の内容
- 逆張りが危険な理由3選
- 投資の世界で逆張り思考している人が多い
- 自分で考えて行動するのが最も大事
逆張りが危険な理由3選
紹介する内容は以下の通りです。
- 大衆の反対側も間違っていることがある
- 大衆が正しい時もある
- 思考停止状態になる
順番に解説していきます。
大衆の反対側も間違っていることがある
大衆の反対側も間違っていることはよくあります。
例えば、あなたが北に行こうとしているとしましょう。
そして、大衆は東に行こうとしています。
その時に大衆と反対方向に行ったら西に行ってしまいますよね。
大衆の逆に行けば正解だと思っていると、永遠に目的地につかなくなります。
他にも、大衆が崖に突き進んでいるからとその逆に進んだとして、反対側も崖になっているかもしれません。
このように大衆の反対側も間違っている可能性もあるわけです。
何でもかんでも逆張りしていると、大衆と同じ過ちを犯すだけなんです。
僕もみんなと同じことするのがあまり好きじゃないので、その気持ちはよくわかります。
世間と逆の方に行こうとするあまり、変な行動をとってしまうこともありました。
1つ例を挙げると、情報商材を買ってしまったことですね。
みんなと同じようにあくせく働くのが嫌だった僕は、情報商材を買って一発逆転しようと思っていました。
ですが、そんなに世の中甘いわけがなく、結局全く稼げずに終わりました。
結局情報商材に突っ込んだお金を溶かして終わるわけです。
今思うとすごくバカなことをしたと反省しています。
大衆が正しい時もある
大衆が正しい時もあります。
例えば、船が沈没しそうになった時、避難するのは当たり前ですよね?
ですが、みんなが避難している中、「俺は船に残り続けるぜ」とか1人だけ残っていたらただの○カですよ。
その時は素直にみんなと一緒の行動をするのが正しいんです。
他にも、「みんな働いているなら俺は仕事を辞めるぜ」とか言っていたら高確率で無職になってしまいます。
*ちなみに僕も会社を辞めてからしばらくニートになりました。
働く以外にお金を稼ぐ手段がないなら、素直に働いたほうがいいわけです。
お金がなければ生きていけませんからね。
逆張り的な生き方をしていると、自分だけが損する可能性もあるわけです。
思考停止状態になる
逆張り思考に陥ると、思考停止状態になります。
人間は楽したがる生き物なので、できるだけ頭を使わないように作られています。
順張りと逆張りだけなら2択になるため考える手間が省け、楽なわけですよ。
クイズでも2択で答えられる問題と、自分で記述しないといけない問題では前者の方が圧倒的に楽ですよね?
どっちか選べばいいだけですから。
まあこれはしょうがないっちゃしょうがないんですよ。
現代は情報が溢れすぎて、それをいちいち吟味していたら時間がいくらあっても足りません。
思考のショートカットとして、単純に考えることも必要です。
ただ、自分にとって本当に大事なことはしっかり考えたほうがいいです。
例えば、
- 仕事
- 受験
- 高額な買い物
- 結婚
- お金のこと
- 健康
この辺の問題はすごく大事なことですからね。
自分で考えに考え抜いて、結論を出した方がいいです。
もしかしたら自分で出した結論が、間違っていたと思うこともあるかもしれません。
ただ、それでも自分で考えて決めたことは長い目でみればプラスになると思います。
考えるのは面倒くさいし、苦痛かもしれません。
ですが、そうやって試行錯誤を繰り返しながら人は成長していくんではないでしょうか。
楽しようとばかりすると、昔の僕みたいにカモられるだけなので注意してください。
投資の世界で逆張り思考している人が多い
投資の世界で逆張り思考している人は多いと思います。
- 「みんなが株を売るなら俺は全力買いするぞ」
- 「みんなが株を買い始めたなら空売り仕掛けるぞ」
- 「この銘柄は割安だから今が買うチャンスだ!」
といった思考です。
株価が上がるか下がるか考えるだけなら、すごく楽ですからね。
その気持ちはわからなくもないです。
ただ、株価が割安なのには理由もありますし、どこが底か天井かなんて誰にもわかりません。
それに逆張りしようが順張りしようが投資している会社が倒産などしたら、どちらも損失を出すことになります。
例えば、昔1回破産したJALがいい例ですね。
どんだけ安く買えたとしても、紙切れになってしまったら意味ないです。
こういう場合は、JALの株を買わないという選択が正しいわけです。
株を買う場合は、会社四季報とか決算書とかを読んで、最後は自分で判断した方がいいと思います。
少なくとも会社四季報を読めば、その会社の財務状況が大雑把にわかりますからね。
ちなみに僕は下記の本を読んでから、考え方が大きく変わりました。
本書では、「大衆の逆をいけばいいという発想は、何も考えていない点では大衆と同じ」というようなことが書かれていました。
結局どちらも思考停止しているわけですから。
もっと色々な情報を見ながら俯瞰的に判断するのが大事なわけです。
自分で考えて行動するのが最も大事
結局のところ、自分で考えて行動するのが最も大事です。
世間の逆をいけばいいという単純な発想は捨てた方がいいです。
自分で考えないといけないのは苦しいかもしれませんが、そのままだといつか痛い目を見ますからね。
特に投資の世界だと、多額のお金を失うこともあるのでご注意を。
1度失ったお金は2度と戻ってこないので、慎重に考えましょう。