こんにちは、ヤマモトです。
僕はインデックス投資と高配当株投資を始めて1年以上がたちます。
正直、どちらにもメリット・デメリットがあるなと実感しています。
ちなみに僕はインデックス投資はS&P500系の商品に投資しており、つみたてNISAを利用して毎月コツコツ投資しています。
高配当株投資に関しては、日本は個別株、米国はETFに投資している感じです。
この記事では両方の投資をやっている僕が、ありのままの感想を書いています。
これから投資を始める人の参考になれば幸いです。
*ちなみにここでいうインデックス投資とは、一括投資ではなく積み立て前提で話しています。
高配当株投資は、積み立てでなくまとまった金額を一度に入れる前提で話しています。
どちらも短期売買ではなく長期前提の話なので、その辺はご了承ください。
本記事の内容
- インデックス投資を1年以上やった感想
- 高配当株投資を1年以上やった感想
- 【結論】インデックス投資の方が圧倒的に簡単
インデックス投資を1年以上やった感想
結論をいうと、インデックス投資はあんま面白くないです。
確かにインデックス投資は楽で簡単ですよ。
自動的にひたすら積み立てるだけなので、何も考えなくていいからです。
分配金も再投資されるので勝手に資産が増えていきます。
ただ、分配金を受け取れないと投資している実感がわかないのが難点です。
効率を考えると分配金を再投資した方がいいのは理屈ではわかります。
ですが、感情面では分配金を受け取れた方が嬉しい気持ちがします。
さらに毎月、現金が減っていくのも今の生活が苦しくなっている気がしてつらいです。
それを20年、30年続けるとなると、、、
気が遠くなりそうですね。
インデックス投資は株の知識や銘柄選びに悩む必要ないので、その点は楽でいいんですがね。
値下がりや値上がりで大きくメンタル左右されることもないので、安定感もあると思います。
ネガティブなことばかり言って申し訳ありません。
ただ、無理に褒めるよりも正直な感想を話した方がいいかなと思いました。
インデックス投資自体は大変素晴らしい商品だと思うので、投資することには賛成です。
特に株式投資にそれほど興味なく時間かかってもいいけれど、お金を増やしたい人にインデックス投資はおすすめです。
僕もこれからも積極的に投資しようと思っています。
ただ、商品選びだけは気をつけた方がいいです。
手数料がバカ高いぼったくりの商品も多いですから。
とりあえず、
- S&P500
- 全米株式(VTIなど)
- 全世界株式(VTなど)
この辺のインデックスファンドから選べば大きく外すことはないと思います。
ちなみに僕はS&P500系のインデックスファンドを買っています。
インデックス投資のメリット・デメリット
ここではインデックス投資のメリット・デメリットを話していきます。
あくまで個人の感想なので参考までに聞いていただければ幸いです。
まずはメリットからです。
インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットを僕なりにまとめると、
- 株の知識がなくても始められる
- つみたてNISA(株の利益が非課税になる制度)が使える
- 老後の資金対策になる
- 大きく損をすることが少ない
- 手持ちに大きな資金なくてもコツコツ始められる
などが挙げられますね。
特につみたてNISAを使えるメリットがかなり大きいです。
つみたてNISAは年間40万円までの投資なら最大で20年間、株の利益が非課税になる制度です。
通常なら株の利益は20.315%の税金がかかりますが、それを払わなくていいのは最高です。
それと今手持ちに大きな資金なくても、コツコツ始められるのもいいですよ。
毎月1万円とか2万円など少しづつ積み立てればいいですからね。
それくらいなら払える人は多いと思います。
時間かかりますが、老後の資金対策としては最適な投資方法だと思います。
特に20代とか若いうちから始めれば、より長く投資できるので資産もたくさん増やせます。
やるなら早めにやった方がいいです。
インデックス投資のデメリット
インデックス投資のデメリットを僕なりにまとめると、
- 時間がかかる
- 忍耐力がいる
- 今の生活が少し苦しくなる
- 投資している実感がわかない
- 売るタイミングが難しい
この辺ですかね。
最大のデメリットはやはり時間がかかることです。
普通に20年、30年と投資していくことになりますから。
毎月の積み立て額が少ないと、40年以上かかる場合もあります。
よってすごく忍耐力がいるわけですよ。
さらに売ろうと思った時、投資元本ごと切り崩さないといけないのも心理的ハードルが高いです。
それと、将来に対する備えはできるけれど、今の生活が少し苦しくなるのも難点です。
毎月、現金が減っていきますからね。
収入が多い人ならいいですけれど、少ない人だとわりとつらいと思います。
月収50万円の人が3万円積み立てても余裕ですが、
月収15万円の人が3万円積み立てるのはかなり苦しいです。
この辺がインデックス投資のデメリットかと思います。
高配当株投資を1年以上やった感想
結論からいうと、高配当株投資は楽しいです。
自分で買うタイミングを見つけて、一度にある程度の資金をぶっ込むので難しい面はあります。
ただ、値上がりした時は大きく上がりますし、配当金を受け取れるのが嬉しいです。
僕自身、高配当株投資を始めてから今のところ12万くらい確定利益を出せましたから。
配当金ももらえるので、投資モチベを保ちやすいです。
投資している実感がわきやすいのが高配当株投資のいいところですね。
個人的にはインデックス投資よりも好きです。
ただ、高配当株投資はインデックス投資に比べて難易度は上がると思うので、その辺は注意です。
株について全く勉強したくない人には向いていないと思います。
高配当株投資のメリット・デメリット
ここでは高配当株投資のメリット・デメリットを話していきます。
先ほどと同様、あくまで個人の感想なので参考までに聞いてください。
まずはメリットからです。
高配当株投資のメリット
高配当株投資のメリットを僕なりにまとめると、
- 配当金がもらえる
- 値上がり益も狙える
- 投資している実感わきやすい
- 株の勉強になる
などですね。
特に配当金を受け取れるのはすごく嬉しいです。
インデックス投資は基本的に分配金を自動で再投資されますが、高配当株投資なら受け取れます。
さらに大きく値上がりしたら売却益を得ることもできるので、やってて楽しいです。
日本株に関しては個別銘柄を自分で買ってポートフォリオを作らないといけない難しさはあります。
ですが、僕は自分が知っている会社に直接投資できるのでわりと楽しんでいますね。
自分で会社四季報を読んで、決算書を読んで投資する。
まさに投資家そのものですね。
個別銘柄を選ぶのが難しいなら米国高配当ETFを買えばいいですよ。
僕も投資している有名なETFを3つ紹介すると、
- VYM
- HDV
- SPYD
この辺に投資していれば大きく外すことも少ないと思います。
ちなみに僕は、これらのETFが投資元本に対し40~50%くらい値上がりしたので一部売却しました。
おかげで約580ドルくらい儲けました(1ドル=115円だと約6万7,000円くらい)。
もともと分配金目当てで投資していたのですが、これは嬉しい誤算です。
ただ、高配当株投資も基本的に買ったら長期保有前提なので値上がり益はおまけだと考えたほうがいいと思います。
値上がり益を追い求めすぎると、欲が強くなって失敗しますからね。
その辺は注意です。
高配当株投資のデメリット
高配当株投資のデメリットを僕なりにまとめると、
- 株について勉強しないといけない
- 銘柄選びが難しい
- 暴落時に大きく値下がりする
- 資金力がいる
- つみたてNISAが使えない
こんな感じです。
インデックス投資みたいにほったらかしできないのが、高配当株投資の大きなデメリットかと思います。
自分で銘柄を調べて、投資タイミングも見極める。
それが初心者にはわりと難しいと思います。
他にもある程度まとまった資金がないといけないため、余裕資金が少ない人だと厳しいです。
株についてあんま興味ない、勉強もしたくない人は高配当株投資はおすすめしません。
そういう人はインデックス投資をやったほうがいいと思います。
【結論】インデックス投資の方が圧倒的に簡単
投資難易度でいえば、インデックス投資の方が圧倒的に簡単だと思います。
投資商品さえ間違えなければ、ただひたすら積み立てるだけですから。
老後の資金対策さえできればいい人ならインデックス投資が最適だと思います。
ただ、面白みはあんまないですし、時間がかかるのが難点です。
個人的には高配当株投資の方が投資している気持ちになれるので好きですかね。
まあどっちを選べばいいのかわからん人は両方やればいいかなと思います。
インデックス投資なら最初は月3,000円くらいから始めて、
高配当株投資は30万円くらいの資金からやってみればいいです。
それくらいの金額なら値動きに左右されにくいので、練習としてやってみてもいいんじゃないでしょうか。
僕もそれくらいの投資からスタートしたので、試しにやってみてもいいと思います。