想像力を鍛えたければテキストを読むべし。
こんにちは、ヤマモトです。
今回は想像力の鍛え方について記事を書いていきます。
クリエイティブな仕事をしたい方や、感性を磨きたい方に参考になると思います。
僕も一応、本をたくさん読んだり、ブログやYouTube動画制作といったクリエイティブな活動をしている人間なので参考にしてください。
本記事の内容
- 映像作品はすでに誰かによってイメージが作られている
- 小説のようなテキストは自分でイメージを補完しないといけない
- もっと想像力を鍛えたいなら自分が作り手になるといい
映像作品はすでに誰かによってイメージが作られている
アニメやドラマ、映画などはすでに誰かによってイメージが作られています。
その作られたイメージを見ても大半の人は、
- 面白かった
- 感動した
- かっこよかった
などの感想しか抱かないと思います。
もちろん観客として楽しむだけならそれで全然いいです。
ただ、もしあなたが作り手側になりたいならダメですね。
もっと深掘りして、どういうところに感動したのか?どういうストーリー構成しているのかなど分析する必要があります。
ストーリー構成について詳しく知りたい人はこの「神話の法則」を読めばいいと思います。
世に出回っている名作と呼ばれる作品は、この神話の法則に当てはまるものが多いです。
ハリウッド作品でも多数使われているらしいので、すごく勉強になります。
ただ、この本はすごく分厚いため読むのには苦労するかもしれません。
一応、この本に書いてあることをすごくシンプルにすると、
- 旧世界(ダメダメな過去の自分)
- アイテム(自分が変わるきっかけ)
- 新世界(自分が変わった後の世界)
のような感じになります。
例えば、めちゃくちゃ太っていた人がジム(アイテム)に通ったおかげで、痩せてモテまくるようになった。
こういうストーリーを作れるわけです。
それと映像作品の場合、音や刺激が強くそれで誤魔化されている部分もあります。
映像がキレイだった、迫力があったなども大事かもしれませんが、それだとあまり印象には残りません。
名作と呼ばれるものはストーリーもしっかりしていますからね。
そうやって音や刺激を観てもあんまり想像力は育たないと思います。
想像力はやはり自分の頭で考えていかないといけないので、映像作品ばかり見るのはやめたほうがいいです。
小説のようなテキストは自分でイメージを補完しないといけない
小説のようなテキストは、文字と挿絵のシンプルな構成です。
ゆえに自分でイメージを補完しないといけません。
アニメやドラマの場合、100人中80人くらい同じようなイメージを持つと思います。
登場人物の顔や雰囲気なども描かれていますからね。
その人物の性格や声、周りの風景なども見えるのでイメージを補完しなくても観れます。
小説の場合、登場人物の顔や場所のイメージなどを自分で想像しないといけません。
そのイメージ像は人によって変わってきて、100人中100人ともそれぞれ思い描いていることが違うと思います。
それが想像力を鍛える訓練になるわけです。
料理で言えば、素材は用意されているけれど、どう料理するかは自分で考えないといけない感じです。
これは小説に限らず本でも一緒で、テキストで読むからこそ自分で考え想像する力が養われるのです。
僕も本をたくさん読みますが、明らかに動画などで勉強するより、多くのことを考えます。
知識を得るだけなら動画でもいいですが、思考力や想像力を鍛えるなら本を読んだほうが身につきます。
もっと想像力を鍛えたいなら自分が作り手になるといい
やはり自分が作り手になると想像力はとても鍛えられます。
僕が作っているブログやYouTube動画も自分で考えて作っています。
作る際にはネタ探しを常にしないといけないので、周りの出来事にも敏感になります。
積極的に勉強したり、経験したりするようにもなり行動にも変化が出ました。
漫画読むだけでは漫画がうまくならないのと一緒です。
漫画うまくなりたければ漫画を書くしかないんです。
これは音楽でもイラストでも、ハンドメイド作品の制作でも料理でも同じです。
料理の調味料1つとっても、味が全然変わってくることもありますよね。
そういうのを自分の手で発見していくことが大事です。
最初は下手くそかもしれませんが、何度も練習してできるようになるしかないんですね。
作り手になるからこそ見える世界もあるので、ぜひ挑戦してみてください。