在宅ワークを考えている引きこもりの方「引きこもりでも在宅ワークで稼げるのかな?在宅ワークは人に会わなくても働けるから引きこもりに向いているという意見も聞くけれど、実際どうなの?」
こういった疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 引きこもりに在宅ワークをおすすめしない3つの理由
- どうしても在宅ワークやりたいならクラウドソーシングで探す
- 引きこもりなら在宅ワークよりバイトした方が稼げるし楽
この記事を書いている僕は、過去に2年半ほど引きこもった経験があります。
実際にWEBライターとして在宅ワークしたこともあるので、生の体験を話せると思っています。
結論から言うと、引きこもりの方に在宅ワークはおすすめしません。
いきなり夢を壊して申し訳ないですが、実際に僕が在宅ワークをしてきた本音です。
この記事では、引きこもりの方に在宅ワークをおすすめしない理由と代替え案を話しているので参考にどうぞ。
*ここで言う在宅ワークとはクライアントワークのことをさします。ブログやYouTubeで稼ぐのとは違うのでご注意ください。
引きこもりに在宅ワークをおすすめしない3つの理由
引きこもりに在宅ワークをおすすめしない理由は以下3つです。
- 在宅ワークは意外にしんどい
- 求められるスキルも低くない
- スキルや営業力がないと全く稼げない
順番に解説していきます。
在宅ワークは意外にしんどい
ぶっちゃけ在宅ワークは意外にしんどいです。
在宅ワークは自宅でできるし、好きな時間に仕事できると思われがちですが、そんなに甘いものではありません。
納期だってあるし、クライアントと上手にコミュニケーションを取れないといけません。
クライアントとは電話や対面でのやり取りはほとんどなく、テキストのやり取りがメインですが、それが結構難しいです。
テキストからクライアントの意向を汲み取ったり、質問の仕方を考えないといけないのでわりと気を使います。
引きこもっていてコミュニケーション能力が下がっている人だとなおさらきついと思います。
厳しいことを言われたり、突然仕事を打ち切られたりすることもあるので、メンタル弱っている人がやるにはおすすめしません。
求められるスキルも低くない
在宅ワークは求められるスキルも低くありません。
ある程度のスキルを持っていないと仕事を獲得することすらできません。
僕はWEBライターをやった経験があるのでそれを例に出すと、以下のようなスキルが必要でした。
- リサーチ力
- ライティング力
- 客観的な文章を書くスキル
- クライアントとの上手なコミュニケーション力
など色々なことを求められたわけです。
もちろん単価の安い仕事ならここまでなくても大丈夫だと思いますが、それなりの額を稼ぎたかったらある程度スキルがいります。
動画編集、WEBデザイナー、プログラミングなどでも恐らくそれなりに高いスキルは求められると思います。
むしろWEBライターよりも難しいかもしれません。
スキルや営業力がないと全く稼げない
在宅ワークはスキルや営業力がないと全く稼げません。
未経験でスキルも全くなく、営業力も低い人は下手すると月1,000円も稼げず心が折れるかもしれません。
在宅でお金を稼ぎたい人はたくさんいるので競争も激しいですからね。
さらにある程度スキルある人が安い単価でも仕事してくれるので、わざわざ未経験の素人を採用するメリットはないわけです(激安単価の仕事は除く)。
僕がWEBライターやっていた時でも、1文字0.5~1円単価くらいの仕事に経験者が殺到していましたからね。
仕事を獲得するだけでも大変なわけです。
月1万円くらいなら激安単価の仕事を受けまくれば未経験者でも稼げると思いますが、それでも楽な道ではないことは確かです。
どうしても在宅ワークやりたいならクラウドソーシングで探す
ここまで話してきましたが、どうしても在宅ワークをやりたいならクラウドソーシング利用がおすすめです。
*クラウドソーシングを簡単にいうと、仕事を依頼したい人と探している人をマッチングするサービスです。
クラウドソーシング会社はたくさんありますが中でも、クラウドワークスやランサーズが大手なので仕事もたくさん探せます。
個人的にはクラウドワークスが使いやすかったのでおすすめです。
登録するだけなら無料なので、気になる方は登録するといいでしょう。
最初はタスク案件がおすすめ
クラウドワークスに登録したら、最初はタスク案件に挑戦するといいです。
タスク案件は単価が安く単発の仕事ですが、クライアントとコミュニケーションを取らなくてもいいので気軽にできます。
タスク案件の具体的な仕事を紹介すると、
- アンケート調査
- 簡単なライティング
- 簡単なデータ収集
などがあります。
アンケートとかだと5〜10円程度しか稼げませんが、本当に小学生でもできるくらい簡単です。
簡単なライティングに関しては、100~200円くらいの案件もあるので、自分ができそうならやってみるといいです。
僕はFXをやった経験あるので、FXの体験談記事を書いたら200円くらいもらえました。
タスク案件はネットで1度も稼いだことない人が、稼ぐ経験を積めるのがいいと思います。
ただ、長期的にやる価値は少ないのですぐに次に移った方がいいです。
月1万円以上稼ぎたければプロジェクト案件に応募する
月1万円以上稼ぎたいならプロジェクト案件1択です。
プロジェクト案件は採用されないとできないですが、単価もタスク案件より高く、長期的な仕事が多いです。
僕自身、月1万円以上稼いだのはプロジェクト案件だったので再現性は高いと思います。
WEBライターで言えば、1記事300円くらいの案件を40記事ほど書けば1万2,000円稼げます(実体験)。
単価の安い案件なら求められるスキルも低いので、達成できると思います。
ただ、採用されないと仕事ができないので、きちんとした提案文を考えなければなりません。
適当な提案文を送ると即不採用にされることもあるので、気をつけましょう。
やってみるとわかりますが、月1万円稼ぐのは決して楽ではないのであしからず。
引きこもりなら在宅ワークよりバイトした方が稼げるし楽
ぶっちゃけ引きこもりなら在宅ワークよりバイトした方が稼げるし楽です。
その理由は以下の通りです。
- 仕事は簡単だし責任は軽い
- 在宅ワークより収入が安定しやすい
- 多少は人と関わった方がメンタルも安定する
これは嫌味で言っているわけではなく、僕自身の経験から本気で思っていることです。
仕事は簡単だし責任は軽い
バイトは、仕事は簡単だし責任も軽いです。
僕はコンビニでバイトしていますが、やることはどれも単純作業です。
例えば、
- レジ
- 品出し
- 掃除
これらの作業を毎日繰り返し行うだけです。
僕の経験だと、ぶっちゃけWEBライターの方が全然難しいし、稼げる額も圧倒的に少なかったですね。
それと僕はコンビニバイトする前2年半引きこもっていましたが、それでも務まるくらい簡単でした。
単純作業はバカにされがちですが、引きこもりからのリハビリとしてはちょうどいいと思います。
もちろんスキルを身につける観点で言えば、在宅ワークの方がいいと思いますが、引きこもりの方はなんでもいいのでとりあえずお金を稼ぐのが大事です。
バイトなら即金性も高いので、すぐにお金が手に入りますしね。
在宅ワークより収入が安定しやすい
バイトはどんな無能でも働いた分だけお金をもらえるので、在宅ワークより収入が安定しやすいです。
在宅ワークの場合、仕事によって単価もバラバラですし、作業ペースも個人差があるので収入は安定しにくいです。
さらに納品した後も修正依頼とかくるので、時給単価が100~200円とかになるのがザラですね。
バイトの場合、最低時給なるものが存在しているのでそこまで収入が低くなることはありません。
さらに1度採用されれば簡単にはクビにされないので、継続的にお金を稼ぐこともできます。
多少は人と関わった方がメンタルも安定する
これで最後になりますが、多少は人と関わった方がメンタルも安定します。
在宅ワークだと対面で人と関わることがほぼないので、孤独に作業しないといけません。
バイトなら、バイト先の責任者や従業員などとコミュニケーションを強制的に取ることになります。
特に引きこもりの方はコミュニケーション力がかなり下がっているので、そのリハビリとして強制的に人と関われる場は大事です。
人と関わるのが怖くて苦痛に感じるとは思いますが、案外なんとかなりますからね。
バイト先の人と何気ない雑談をするだけでも、メンタル的にだいぶ安定するので僕はバイトをおすすめします。
とりあえずバイトして、それから先のことを考えればいいと思います。