- 「ブロガーとライターどちらが稼げるのか気になっている」
- 「お互いの違いが知りたい」
- 「ブロガーかライターどっちを目指そうか悩んでいる」
こういった人に向けて記事を書きます。
本記事の内容
- ブロガーとライターどっちが稼げるのかそれぞれの特徴を解説
- ブロガーとライターのメリット・デメリット
- 【結論】両方やった方がいい
この記事を書いている僕はバイトしながらwebライター兼ブロガーとして活動しています。
簡単な実績を紹介すると以下の通りです。
- ブログを3年以上書いて月1,000円程度しか稼げなく心が折れる
- webライターを始めたら初月で18,576円稼いだ
- webライターをやりながらこのブログを書いている←今ここ
僕はブロガー・ライターどちらの大変さも知っているので、情報の信頼性も高いと思います。
この記事ではブロガー・ライターどっちが稼ぎやすいか、お互いのメリット・デメリットを比較しながら紹介しています。
ブロガーとライターどっちが稼げるのかそれぞれの特徴を解説
結論から言うと、
- すぐに稼ぎたいならライターがおすすめ
- 長期的に稼ぎたいならブロガーがおすすめ
といった感じですね。
それだけだと説明不足なのでそれぞれの特徴をもっと掘り下げて解説します。
ライターの特徴
ライターは、クライアントから依頼された記事を書いて報酬をもらいます。
例外もありますが、基本的に文字数×文字単価で報酬が決まります。
例えば、文字数が5,000文字で文字単価が1円なら、5,000円の報酬です。
それを10記事こなせば月5万円は稼げる計算ですね。
基本的に記事を書いて検収されればOKなので、稼げるスピードも早いです。
ライターに求められるもの
ライターには以下のようなことが求められます。
- 正確な情報を集められるか
- 客観的な文章を書けるか
- 指示された通りに書けるか
- 文法をきちんと守っているか
ライターはブロガーと違い、個人感をなるべく出さないようにします。
企業のメディア記事はブログのような親近感よりも信頼性を重視するからです。
よって正確な情報、客観的な文章を書けるかどうかが大事です。
これだけだとよくわからないと思うので、下記に具体例を出しました。
僕は、タバコは吸わない方がいいと思いますよ〜。
ぶっちゃけ健康に悪いですからね♪
タバコを吸いすぎて肺ガンで亡くなる人もたくさんいますしね。
この文章のどこがダメだと思いますか?
具体的には下記のような理由です。
- 僕は〜思いますとか個人の意見を書いている
- ぶっちゃけ、からね♪など軽いノリで書いている
- どのくらいの人が亡くなるのか具体的なデータがない
こんな記事を提出すれば高確率で修正依頼がくるでしょう。
次にOK例です。
タバコを吸うのはおすすめしません。
なぜなら肺ガンのリスクが高まるからです。
厚生労働省の調査によると年間〇〇%の人が肺ガンで亡くなっています。
こんな感じで書けば基本的にOKです。
個人の意見は入っていませんし、信頼性の高い情報ソースを載せています。
ブロガーの特徴
ブロガーは自身でブログを運営し、広告収入が主な収益源です。
もっと具体的に収益源を解説すると、下記2つのタイプに大別されます。
- 広告がクリックされると報酬が入る
- 広告から商品が売れたり、サービス登録されると報酬が入る
専門用語を使うと、これらはアフィリエイトと呼ばれますね。
ブログでどれくらい稼げるのかは、人によって大きく異なります。
月100万円以上稼ぐ人もいれば、1円も稼げない人もいます。
「特定非営利活動法人 アフィリエイトマーケティング協会」が2019年に調査した結果では、1ヶ月5,000円未満の人が54.6%を占めています。
つまり半数以上の人があまり稼げていないわけですね。
この結果からブログだけで稼ぐのは、想像以上に大変と言うことがわかります。
ブロガーに求められるもの
明確な答えはないのですが、個人的にはこの辺が重要だと思います。
- 体験談を積極的に盛り込む
- 主観も入れる
ブロガーはライターと違い個人感や親近感などを出すのが大事です。
そうすることによって企業が運営しているサイトと差別化が図れるからです。
企業はとにかくライターに記事を書かせまくって、圧倒的な情報量で勝負してきます。
それを個人が真っ向勝負で挑んでもまず勝ち目はありません。
よって個人の体験談や意見などを積極的に書き、読者が共感できるような記事作成が必要です。
もちろん可能な限り正確な情報を記載するのはライター・ブロガーどちらにも必要なので注意してください。
ブロガーとライターのメリット・デメリット
ここでは、ブロガーとライターのメリット・デメリットを余すことなく解説しています。
双方を比較することによって、どっちが自分に合っているのか想像しやすくなります。
お互い長所・短所があるのでしっかりと確認しておきましょう。
ライターのメリット・デメリット
ライターのメリット・デメリットを解説していきます。
ライターのメリット
ライターのメリットは下記のような感じです。
- 初月から1万円以上稼げる
- 基本的に記事を書くことだけに集中できる
- 記事を書けばほぼ確実にお金が稼げる
- 微妙な文章を書いてもクライアントが納得すればOK
ライターの最大のメリットは稼げるようになるまでの期間が短いことです。
僕の場合、未経験からwebライターを始めて1ヶ月目で18,576円稼げました。
ライターは記事を書けばほぼ確実にお金がもらえるため、モチベも保ちやすいです。
初心者のうちは稼げるまでの期間が長いと、途中で心が折れてしまうケースが多いです。
後述で紹介しますが、いきなりブログで稼ごうとすると、
「本当にこんなんで稼げるのか?」
「いつまで経っても1円も稼げない・・」
「やっぱり私ってセンスないんだ・・」
と自己否定モードに突入する可能性が高いです。
成果が早く出れば、それだけ挫折もしにくくなります。
できるだけ早く成果がでる点は、ライターの大きなメリットです。
ライターのデメリット
ライターのデメリットは下記の通りです。
- 記事を書き続けなければ報酬は0円
- 書いた記事が資産にならない
- クライアントとのコミュニケーションが必要
- 自分の好きなことを書けない
ライターは記事を書くのをやめた瞬間、収入が0円になります。
書いた記事も全てクライアントのものになるので、ブログのように資産にもなりません。
ゆえに稼ぎ続けるためには、記事を書き続けないといけません。
クライアントとのコミュニケーションも必要になり、基本的に相手の意向に従う必要があります。
基本的に自分の好きなように記事を書いてはいけないので、人によっては窮屈に感じることもあるでしょう。
自分の書きたいことを思う存分書きたい方にはライターは向いてないとも言えます。
ブロガーのメリット・デメリット
ブロガーのメリット・デメリットを解説していきます。
ブロガーのメリット
ブロガーのメリットは以下の通りです。
- 書いた記事が自分の資産になる
- 自分の好きなことが書ける
- 収益が発生する仕組みを作れば不労所得になる
- クライアントとコミュニケーションをとらなくていい
ブログの最大のメリットは書いた記事が自分の資産になることでしょう。
もちろん適当に記事を書いていたらいつまでも稼げません。
しかし、きちんと記事を書いてアクセスが集まれば自動的にお金を生み出してくれます。
風邪で体調が悪かったり、急な用事ができて作業ができなくても稼ぎ続けられます。
ブログは基本的に好きなことが書けるので、自由度も高めです。
ブログだけで月100万円以上稼ぐことも不可能ではないので、ブロガーとして生計を立てることもできます。
ブロガーのデメリット
ブロガーのデメリットは以下の通りです。
- 収益化するまで時間がかかる
- 必ず稼げるとは限らない
- ライティング以外も覚えなければならない
- Googleのアルゴリズム変化で収入が激減することもある
ブログの最大のデメリットは収益化するまで時間がかかることです。
最低でも半年~1年くらいは全く稼げないと考えておいた方がいいです。
さらに厳しいことを言うと、ブログ戦略が間違っているといくら記事を書いても全然稼げません。
せっかく100~300記事と書きためてもお金が全く稼げなければ心が折れると思います。
僕自身、3年以上ブログを運営してきて月500~2,000円程度がやっとでした。
ぶっちゃけ大小合わせると1,000回以上は挫折しましたね^^
ブログで稼ぐのは想像以上に難しいので、長期的に頑張れない人には向いていないと思います。
【結論】両方やった方がいい
結論から言うと、ライター・ブロガー両方やることをおすすめします。
両方やることによってお互いの弱点を補えるからです。
ライターで短期報酬を得ながら、ブログで長期報酬を狙っていくとメンタルも安定しやすいです。
ライターだけやっていると、
「はぁ〜。。いつまで記事を書き続けないといけないんだ。。」
「思ったよりも稼げないし、辞めようかな?」
みたいな感じになります。
ブログだけやっていると、
「いつになったら稼げるようになるんだ。。本当に稼げるのか?」
「なんかやる気もなくなってきたな。。辞めようかな?」
みたいな感じになりほとんどの人が挫折します。
結局、途中で辞めてしまい元の生活に戻ってしまうケースも多いです。
それを防ぐためにも、ライターとブロガー両方やっていくことがいいと思います。
とりあえずどちらになろうか悩んでいるなら、まずはライターを始めるといいでしょう。
初心者はできるだけ早くお金を稼ぐ経験を積んだ方が継続しやすいですからね。
月1万円でも稼いでみると、割と自信もついてくるのでおすすめです。